2022年7月18日月曜日

蝗害について

 蝗害というのは群集性のバッタ類によって広範囲に植生が食い散らかされるというものです。農作物だけではなく。木や草何でも食い散らかされます。「大草原の小さな家」シリーズでインガルス一家が蝗害に会う描写があります。一般人目線で見るとこうなるんだということで一読の価値があります。

 バッタ類は普段は個相性という形をしています。普段そこらへんで見かける緑色をしています。食性が広いので雑草なども色々食べて平和に暮らしております。

 しかし、気候の変動などで、食料が足りなくなりバッタが一か所に集まってきて、ある程度の密度を超えると群集性バッタというのが生まれてきます。これは飛翔力が強く黒い色ををしております。これは種の変遷ではなく、昆虫の相変化です。これまでの調査では多くのバッタ種がこの相変化を起こすようです。


 そして、その土地を捨て、他の食料のある土地に向かって大移動を始めます。こいつと人間のテリトリーがぶつかると 蝗害になります。

 群集性バッタへの相変化にはいくつか条件があります。まずは元のバッタの総数が多いことです。この辺りはよくわかっていませんが、日本では過去に蝗害は発生しておりません。もちろん害虫などによる農作物への被害はあるのですが、蝗害では農作物どころか森や林、道端の草に至るまで緑のものは食い尽くされてしまいます。日本列島は山脈で寸断されているため、バッタが大量に生育するための土地がそもそもありません。 

 ちょっと話は変わりますが、なんでこんなことを書き始めてかというと、去年中国で、今年ロシアで、蝗害が発生しているからです。ぶっちゃけ個人的な感想を言うと、アフリカの発展途上国ならいざ知らず、文明化が遅れているんじゃないかと思います。

 ある程度バッタの密度が高まると群集性バッタに変化することはわかっているので、発生源でのコントロールが効くんじゃないかなあと思っています。

 古くは、エジプトですが紀元前には何度も蝗害の被害にあっています。ところがナイル川流域以外が砂漠化するとぱったりとその被害がなくなりました。個相性バッタの数は相当数必要なみたいです。

 近年では北アメリカ大陸です。西部開拓時代が終わって、リョコウバトが姿を消すとともに蝗害もなくなりました。原因は不明とされていますが、発生源の草原が開拓によって農地に変わり、多くのバッタが生育する環境がなくなったのでは?と思っています。 

 えー、中国やロシアは、ユーラシアの中では近代技術調査を大々的に行える国に入ります。群集性バッタの発生源なんか本気になったらすぐにわかると思います。はい2国とも侵攻する方向が間違ってます。

 現在の両国の指導者は全く国民のことを考えていません。また、有能な将来の見える部下もいないのでしょう。腐るまで締め付けるこっちのほうも大変だなあ。

 

2022年7月16日土曜日

古代文明と縄文文化

 しばらくお休みしていました。申し訳ないです。どうしても書きたいことができたので、この記事を書いています。いろいろな動画にコメントとして書き込みましたが、自分なりにまとめてみたいと思いました。

 日本の文化がアジア諸国(特に東アジア)の文化と違いかなり特異な文化であることは90年代から指摘されていました。個人的には、ユーラシアの大陸文明からはじき出された人々や太平洋をものともせず勢力を広げてきたポリネシア系統の人々が集まり、四つの地殻プレートがせめぎあう天変地異が頻発する日本列島で、鍛え上げられて、そのような特異な文化が発展してきたのだと考えていました。

 でもそういうことではないそうです。自分たちが学校で習ったのは四大文明です。メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国文明です。その他の文化はここから派生したといわれていました。東アジアだと黄河文明ですかね。

 21世紀に入ってからは八大文明説が主流となっています。「 アフリカ文明、イスラム文明、ヒンズー文明、仏教文明、東方正教会文明、中華文明、日本文明、西欧文明、ラテンアメリカ文明」これらは独自の発展を遂げた文明だとされています。今ではもう少し細かく分けて11大文明とする説もあるようです。

  なんで八大文明の中に日本文明が入っているのか?縄文、弥生文化がどうやら独自の文化であることが分かってきたからです。縄文時代は1万年くらいの歴史があります。弥生文化や歴史時代を加えると縄文時代の最古期は14000年くらい前になります。新石器時代と縄文時代の区切りは土器が制作されたかで区切られています。


 んでこの土器はぶっちぎりで世界最古の土器だというのが分かっています。メソポタミア文明で最古の土器が8000年位前ですので、それよりも6000年以上前から日本人は土器を作っていたのです。 蛇足になりますが、世界最古の漆器も発掘されています。もちろん縄文時代のものです。漆器や土器は日本独自のもので、大陸から製法が伝わったというのは大間違いです。

 以前は農耕文化が始まったのは弥生時代以降とされていたのですが、これは単に米の生産が日本で普及したというだけのことです。縄文時代は狩猟採取文化だと思われていたのですが、現在ではドングリ、栗、松などの木を植えて栽培し定住も行われていたと考えられています。世界三大穀物の小麦、米、トウモロコシに頼らない農耕文化ということでもかなり特異ですね。

 まあ、何を言いたいのかというと、日本の文化や精神性は太古から独自のもので、大陸国家の文明に対して卑下する必要はないということです。言わずもがなですが、特に威張るようなものでもなく、他の文化や文明に対して対等であるということが大事なことだと思います。