2021年6月29日火曜日

消防団の思い出

  うちの市の消防署が市の中央部から、うちの家の近くの開発地に移転しました。先程消防車が出動した音が聞こえたので、なんか消防団活動をやっていたころのことを思い出しました。現役のころ、最初のうちはは消防車が出動した音が聞こえたらちょっとびくっとしていましたが、大体交通事故での出動が多いので、まあ、消防団まで出動のかかることは少ないです。

 消防団って何してるんや?という人が多いと思いますが、公式ウェブサイトがありますので、そちらを見てもらえると、ある程度分かると思います。https://www.fdma.go.jp/relocation/syobodan/

  簡単に何をするかといえば、消防、警察の下働きで(組織上は自治体に属しています。)何かあった時の人足であります。ぶっちゃけ、かなり組織だったボランティア団体だと思ってもらえればいいと思います。都市部だとお手当も良くて、10年以上前になりますが、15万円/月くらいもらえたようで副業でやっている人も多くなかなか空きがないとか・・・。

 自分たちのような田舎になると2万円/年くらいになります。それすらも団に寄付して、出動した人たちの食費や、装備の買い替えなどに使います。マジでボランティア活動です。自分の所属していた分団は市街地でしたのでさほど厳しいところもなかったのですが、郡部の方だと、消防団に入らないと村八分だとかフツーにあったりします。仕事上どうしても参加できないとかなってくると、寄付金(多いとことは5万円/年)を払わないといけません。公式には禁止されていますが、まあ、けっこういまだにやってるところは多いんじゃないかなー。だって忘年会とかなどのイベントとかで団員はお金出さなくていいそうですから。うちの分団は貧乏なので、「養老の滝」とか安いところに自費で行っていました。

 では、出動回数はどれくらいなのか?これは本当に所属している分団によって異なります。うちは市街地ということもあって、訓練、警戒以外の出動が3回/年くらいありました。多分、この地方の消防団の中ではダントツで出動回数が多かったと思います。人によっては消防団に所属している間に1回も火事現場に行かないという人もあります。自分は何回も出ています。筒先もって消火に当たったこともあります。自分が行くと大抵死人が出るのでお前は来るな!とかブラックジョークを言われたりしました。

 郡部の方は火事での出動は少ないですが、分団訓練とかの回数が多く、痴呆老人が行方不明になって、山狩りとか、貯水池の水を抜いて捜索とかあるみたいです。

 ボランティアとしては、まあそこそこ良いのではないかと思います。消防の方からも訓練を推奨されていることもあって、自分も2回ほど救命救急訓練を受けました。AEDが頼りだということしか覚えていませんけど・・・。

 ここからは批判的なことになります。消防団員として活動していると死亡する可能性があるということです。おそらくですが、予備自衛官より死亡する可能性は高いです。なにしろこっちはたいして訓練も受けていない素人です。そのうえ地方方面隊の隊長とか言っても素人もいいところなのです。どこまで2次災害を受けずに活動できるかがちゃんと分かってない場合があるのです。

 東日本大震災では最後まで住民の避難誘導にあたって亡くなった消防団員がたくさんいます。警戒にあたっていたであろう消防団のポンプ車が津波に飲み込まれた動画を見たときは泣きました。そんな指令を出したバカは誰や!とか思ってしまいます。一応保険はかかっていますが雀の涙であります。地方の消防団員はただ使命感のみで頑張っているだけなのです。

 火事に対してはある程度ルーティンが決まっているのでそう怖くはないのですが、水害や地震、火山の噴火に対しては予測がつかないので、対応に当たる消防団員は怖い思いをしていると思います。

 自分の場合は1度だけ命の危険を感じたことがあります。台風で川が氾濫しそうになった時、土嚢を積めという指令が来ました。「はあ!」まだ15人くらいしか来てないんだけど・・・。(平成の市町村大合併の後の再編前でしたのでフル出動したら400人くらいいました。)さすがにこれは無理だと思われたのか、土嚢を積むのは消防や警察の隊員たちがやってくれて、自分たちは土嚢作成に携わりました。この時の方面隊長にはいまだにちょっと腹が立ちます。指令車のところでうろうろしてないでお前も土嚢を作れや、積む方が早いやんけ!

 火事の時は消防団員は補助活動に従事します。都市部では装備がそろっているそうですが、地方ではそうではありません。 ヘルメットと法被、鉄板入りの長靴しか持ってないもんね。火元に突撃するのは耐火服やボンベを背負った消防隊員になります。後の雑用は消防団に回ってきます。交通整理をしたり、延焼を防ぐために周りに水をかけたりです。時々ですが、水をもっと入れてくれという指令が来たりして、別方向から放水をしたりもします。

 郡部の方では家の間が離れていることももあり、全焼するまで(梁が落ちるまで)水を入れないこともあるそうです。全焼と半焼では保険金額が大きく異なるからです。半焼でも、相当量の水を入れるので、実質的な被害は全焼と変わりません。

 たいしたことしてないように思われるかもしれませんが、火事の後始末は消防団員の仕事なのです。消防隊員は火を消したら終わりです。警察も消防も交代制なので、次のシフトの隊員に引き継げばいいだけです。消防団の方はそうはいきません。火事の後の24時間監視はこっちに回ってきます。やはり団員各人本業の方の都合があるので、なんとか都合をつけて、後始末に当たります。会社によっては公休が付くところもあるようですが、自分の会社は有休消化でした。 

 よく覚えているのが町内で起きた火事です。消火まで近隣の消防団を呼び寄せて10時間くらいかかりました。夕方に出火したので、自分は同僚に仕事をお願いして出動しました。消火栓は消防が優先で使用しますので防火水槽から水を引っ張って来て放水しました。2か所使用しました。どうしても消防団の方が水源から遠くなるので、水路が長くなります。放水ポンプに途中給油したのはその時だけですね。

 んで、無事(ではないですけど)鎮火して、あとは監視だけーというところになって、分団長が、食料を買ってくるわーと出て行ったあと、元気溌剌の警察署員が来て焼け落ちた梁が邪魔なので、遺体を出してほしいと言ってきました。えーこっちは20時間以上フル稼働してんだけど・・・。まず班長が切れました。梁が邪魔やったらチェーンソーで切ったらええやんけ!とか言って傍らにあったチェーンソーのエンジンかけて現場に向かっていきました。しょーがないのでこっちもスコップ持って現場に行きました。

 警察の人は遺体を損傷したらまずいとか言ってましたけど、指定場所の上に乗らないと梁や柱がどけれないじゃん。10時間も高温の中で焼かれた遺体は、手足、首もなくなって、焼いた丸太のようになってます。班長はなんか柔らかいものにあたったら遺体だからそこで止めろよとか言ってましたが、こっちも頭が回っていないので適当に灰を掘ってました。班長が荒くたく梁を取り除いた後、さすがにまずいと思ったのか、警察の偉い人が出てきて、後はこちらでやりますからと言ってきました。こっちは素人なのだから、最初から手加減してほしいなーと思いました。

 その時はその後交代がいなくて、24時間監視に付きました。若かったです。今はできません。24時間監視は一応意味があります。燻りで再出火という可能性があるのす。実際そういう現場にあたったこともあります。真夜中に消火栓から水を引っ張ってきました。今から考えれば消防に連絡しておけばよかったのですね。再出火するとさらに24時間監視時間が伸びます。

 もうちょっと文句を言ってみましょうか、消防には小型ポンプ操法訓練というものがあります。どういうことをするのかというと、4人が1チームになって防火水槽から火元に向かって放水するというタイムを争う競技です。白バイの運転技術競技大会に似たものでしょうかね。現役のころ、うちの分団は最低の成績でさっさと予選落ちして、他の分団の練習の手伝いなんかをしていました。当時の方面隊長とか、消防署の副所長とかが熱心で頑張っていましたけど、はっきりいってこれ現場であんまり役に立ちません。

 火事の現場でいち早く放水することは重要に思えますが、消防団単独で消火することはほとんどありません。消防署が到達困難な場所ならいざ知らず、通常は消防隊員の指示に従うのが原則です。うちの分団のような市街地ですと10分もあればプロが来ます。現場をちゃんと把握して消防隊員が使用する水源を開けておかなければなりません 。装備はあっちの方が断然優秀ですしね。

 なんか、体で覚えるのが重要とか言ってますけど、そんなの何回か放水訓練をすれば大体わかります。あとはポンプとかに簡単マニュアルとかつけておけばいいだけです。一番問題なのが、操法訓練では1ラインしか確保できないことです。何度か火事現場に出た経験で言えば、全体の圧を抜かないとラインの組み換えができないのは厳しいと思います。

うーん、あんまり操法訓練にいい思い出は無いですねー。そうですねー。実は操法競技用のホースがあるんですね。1本4万円くらいします。軽量コンパクトでキンクしにくく、競技を有利に進めることができます。


 でも、4万円出せばアラミド繊維使用のロスレス最高級消防用ホースが買えるんですよね。通常のホースなら2本買えたりします。競技用ホースは対水圧が低くて消防ポンプ車につなぐことができません。

 操法競技ではすべての物品が指定の場所に並べておいて、水源から火元までの距離も一定になっています。

 ここまでくると、競技と現場の距離が離れすぎて意味がないのかなと思います。ホース巻きの応援で練習風景を何度もみました。1年目は多少勉強なるなーとか思ってみていましたが、初任者訓練や放水訓練で教わったこと忘れてるだけでした。2年目以降は選手は大変だなーって思って見ていました。

 個人的にはやるんだったら、水源(消火栓だったり、自然水源だったり)、火元を大会ごとに変えて、ポンプ車を乗り付けるところをスタートにして、対応能力を見る競技にした方が面白いと思います。あっ、でも、そんなことしたら練習量が無茶苦茶増えるので今のままでもいいのかな?

 少ない経験だけで言うのは申し訳ないですが、伝令を飛ばさなくてもラインの組み換えができるようにホースをつないだ方が現実的だと思います。

 まずは水源です。消防署が使うので現場近くの水源は避けます。ちょっと遠めの3本くらいホースをつなぐ消火栓、または川、防火水槽などを使います。消防車が先に到着した場合には消防署のポンプ車に直結します。

 その後に自前の小型ポンプを繋ぎます。できるだけ現場近くに置きます。圧の全くかかっていない川などでしたら水源近くにポンプを置く必要があります。消火栓の水圧がそこそこあるようでしたらエンジンをかける必要はありません。そこら辺は現場によって異なります。

 消防署のポンプ車に直結した場合はこれはいりません。

 次が重要です。これは操法には全く出てきません。分岐継ぎ手を繋ぐのです。とにかく現場近くのコントロールしやすい場所につなぎます。


 なぜこれが重要なのかというと、現場では火勢によって放水する箇所が頻繁に変わる可能性があるからです。消防団の場合補助放水が多いので、ラインの組み換えが必要になってきます。これをライン上に一つつけておくと、ライン全体の水圧を抜かずにラインの組み換えができます。もちろん筒先は2つ用意しておいた方がいいです。

 この方法の一番いいところは、ラインの組み換えが簡単なことに加えて、2人でほとんどの操作ができ、放水ができることです。3人いればポンプのところに1人置けるので楽勝です。4人もいりません。連絡は携帯電話で十分です。消防無線は1回も使ったことが無いです。

 後はそうですねー、火事現場には早めに行った方がいいです。うちの分団は2人揃ったら出動でした。消防署の次くらいに到着するのがいいです。着いたら指令車のところに直接行って、何をすればいいかを聞きます。そうすると大体消防ポンプ車にホースを直付けさせてもらえます。水源を探さなくていいので楽です。効率もいいし。うちの分団長は、上の人が来る前に現場についたら、待ってなくていいから、消防隊員の指示に従ってくれ、何か仕事考えてくれるからと言ってました。

 鎮火したら撤収です。いくつかの分団が出るような火事だと、物品が混ざってしまうということがままあります。これはみんな疲れているのでしょうがないです。 物品には名前を書いておきましょう。ホースに関しては面倒ですが多少形が悪くても2本巻きにしておいた方がいいです。それから、ポンプとポンプ車のガソリンを満タンにしておきます。

 自分たちの区域で火事があった場合、24時間監視中にゆっくり物品の手入れができますが、応援で出動した場合、次の休みに片づけるかーとか言ってると、それまでに次の出動がかかって困ることがあるからです。1本巻きホースって滅茶苦茶展開しにくいです。現場に行く前にガソリンスタンドに寄らなきゃいかんとか、なさけないことになります。

 いろいろ文句を垂れましたが、鬱で退団するまでにいろんな経験ができたのは良かったと思っています。ちょっとハードなボランティアがしたい人にはお薦めかな。

 
 

 

 

 

 

 

2021年6月27日日曜日

Weed picking 2021-08(雑草との戦い)&スカシユリの報告

  梅雨前線が南に下がって五月初旬の天候が戻ってきました。お布団と戯れているうちに庭の方がとんでもないことになってきました。雑草軍が全面攻勢に出てきたのです。

 そろそろグラジオラスのために支柱を入れなければならないのですが、雑草が多すぎてどうしようもないです。
 週末は天気が悪いみたいですがそれまでには何とかしたいと思っています。いまいちやる気が出ないです。もう、アルコールとニコチンに頼るしかないですー。

 はい、これはコムラサキの実生です。もう下抜きができるくらいに伸びてます。余計な雑草もいっぱい生えてます。

 スナゴケのところはなんでか分からないですけどコニシキソウがいっぱい生えてきました。予想どうりに行かないのが園芸の面白さでもありますが、ちょっと勘弁してほしいです。

 

 榊周りもかなりどうしようもない状況に陥っています。こうなったら夜討ち、朝駆けしかないのですが、戦闘区域が広すぎです。写真を撮っていませんがゼニゴケの進出状況もかなり進んでいます。

 鉢植えの方も相当きてます。追加のオクラ苗を入れられる状況ではないです。


 最悪なのが、苔トレイにいっぱい雑草が生えてきたことです。ゼニゴケまで出てるじゃん。自生苔の保全でトレイ入れておいたらこうなりました。どんだけ雑草の種を抱え込んでんだよ!

 移植した苔や追加で土を入れたところはまだ覚悟ができているんですが、まさか自生の苔に裏切られるとは・・・。おまえら、どんだけ苦労して水をあげてきたと思ってんのや!とか。生物界の違う生き物にそんなこと通じないですけどね。

 まあ、ドクダミだらけだった5年前や、鬱でぶっ倒れれて放置状態になった2年前と比べると全然ましなのでちまちまやっていこうかと思っています。

                                         

 スカシユリの黄色が開花しました。あれ、3株もあったかな?どういう配色で植えたのか全然覚えていないです・・・。奥のは赤かな?

 レモンイエローより色が濃いのでなかなか目立ちます。




2021年6月25日金曜日

ナンテンの花が咲きました&スカシユリが咲き始めました

  まずはナンテンの花です。

 ふつうは一度花が咲いたら、その株は2~3年花をつけないそうなのですが、うちのナンテンは毎年花をつけてきます。切り戻しを毎年やっているせいなのか、肥料や水を大量にあげているせいなのかは分かりません。

 今年は梅雨前線が南下しているときが多く、雨があまり降っていないので、実生も期待できそうですが、花が終わったら、花穂を切り落とすつもりです。個人的には実なんてどうでもいいし、先枯れ病とかにかかっているみたいなので、ちょっと栄養を蓄えた方がいいのかなと考えています。

 花穂が重すぎてちょっと斜めになってます。この株には4つも花穂が出ています。

 中央の方はまだ蕾です。樹形を見て昨年のように夏剪定を入れてもいいかもしれません。

 

 ユリの花も開花しました。スカシユリから来ました。橙色からです。蕾も色がついています。夏まで株が持ってくれればいいのですが去年の実績から無理なのかなあ・・・。

 ユリは酔って折ってしまった株を除いて順調にいっていますので今後も記事にあげていきたいと思っています。





2021年6月23日水曜日

アルコール依存症と鬱

  えー、以前にも飲みすぎて失敗した記事を載せていますが、またやってしまいました。

 ヒサカキの株を折っちゃいました。これはヒサカキなのでどうでもいいですけど。


 開花前のユリの茎を根元から折ってしまいました。これは痛いです。


 さらに水撒きの時、プチトマトのメインの茎も折ってしまいました。脇から新芽が出てきたのでセーフかなー。


 年のせいもありますが、どうしても家で飲んでいると気が緩むのか失敗が多くなってしまいます。外で飲むときは記憶を失ったことは1回もないんですが、家で飲んでいると記憶が無くなったりしてます。まずいなあ・・・。

 んで、娘に毎日飲んでることを言ったら、精神科の先生にちゃんと報告しているかと言われました。なんで?糖尿病があるので内科の先生には報告してるけどそれでいいんじゃないの?もうしつこく言われたので、精神科の先生にも報告しました。娘が看護師、女房が薬剤師だと、そんなのあたりまえだろーみたいな感じで言われてしまいます。 こっちは工業系なので意味が分かりません。

 それで、精神科の先生に報告したところ、鬱病の人は気を紛らわすためにアルコール依存症になりやすいとのことでした。併発率がかなり高いらしいです。それならそれでちゃんと説明してくれたらいいのに・・・。まあ、こっちもDOTとLOTの違いなんていちいち説明しませんけどね。精神科の先生には「庭で酔いつぶれて、失敗しているので、最近は量を抑えて飲むようにしています。」といったところ、「それ、アルコール依存症の人の常套句です。もう、依存症の人は必ずそう言います。」と指摘を受けてしまいました。/(_ _)/

 大体もともとお酒は好きです。おいしいです。自分なりには少しこだわりがあって、AEONで売っている「博多の華」という麦焼酎以下には落とすつもりはありません。鬱になってからはかなり長い間我慢していました。精神病薬は血液脳関門を通る麻薬もどきの薬が多いので、エタノールを併用するとトリップとか起きるんじゃないかと心配していました。でも、去年の夏からチューハイとビールを飲み始めて、そんなに極端な影響はないと分かったのでついつい飲み続けています。

 週に半分くらい、飲まない日を決めて続けられるようであれば依存症とは言えないそうです。飲まない日って週に 2日くらいしかありません。依存症なのかも・・・。仕事が終わって、一杯飲むのが楽しみになってきてるし、やばいですー。

 うーん、多少利点はあるのだけどなー。自分はどちらかといえば便秘気味でストレスがたまると2~3日お通じが無いときがあります。そういう時は体調も最悪です。でも、飲んだ次の日は必ず出るんだよね。あと、一般的には飲んで寝るのは睡眠の質としては良くないそうです。自分の場合は、睡眠時無呼吸症候群で夜中に息苦しくて目覚めるということが無くなります。自分の睡眠時無呼吸症候群の原因はストレスだとはっきり診断されているので、その辺は顕著に現れます。

 多分睡眠薬なんかでうまくコントロールした方がいいのかもしれません。今度の診察の時どう言い訳しようか?安くてうまい酒を造る日本のメーカーが悪いんや!ということにしておきましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年6月21日月曜日

サカキの剪定 2021

 週末に親父の一年祭があるので、お墓に供えるためにサカキを剪定することにしました。花後の方がいいのですが、まあ、大丈夫です。これは実家のサカキで確認済です。

 榊の剪定は情報も多いようなので動画にはしません。つか時間が無いです。

 榊は枝数が少ないので、2~3mの自然樹形に整えるといい感じになります。しかし、上に伸びる力が強いので放置すると10mを越したりします。というわけで去年主幹をバッサリ落としました。

 下段枝と中段枝は残したので、樹形がかなり悪くなっています。下の方に脇枝が出ないかなと思ってたけど出ませんでした。

 主幹を切り戻したところは、やっぱり暴れてますねー。

 

 一番短い枝だけ残して後はカットします。

 あとは上に合わせて切るだけです。苔の遮光もあるので、中枝や縦枝を残しました。なんか徒長枝になりそうです。こういう中途半端なことをするから、ダメなのかなあ。

 お供え用には多すぎるくらい枝が採れました。こんだけあったら本家の墓にもお供えできるかもです。

 

 話は変わって、鉢上げしたツバキがどうなったかです。初春の強風で全部葉が無くなりました・・・・。

 水を吸い上げるユニットが無くなったので、たぶんもうダメです。挿し木でも葉は残しておかなければなりません。葉芽も茶色くなってしまいました。
 メネデールあげても無駄だろうなあ・・・。






2021年6月19日土曜日

サザンカの剪定 2021

  ヒサカキの剪定に続いて多い検索ワードはサザンカの剪定です。これも毎年やっているにもかかわらず、クリック数が”0”です。今年は動画にしてみるかー。

 とはいうものの正直調子が悪いです。全然やる気が起きない。土曜日は見送りになりました。日曜日もなかなか腰が上がらず、結局昼過ぎになってしまいました。

 https://youtu.be/ZMzF8h8mLyg

 剪定クズを片付けるだけでヘトヘトになりました。癒合剤は塗れませんでした。7株あるので1株でも生き残ったらいいやと諦めます。やたら眠たいです。

 動画の最後でも触れていますが、石楠花の新葉が出てきました。これはいけるかもです。もし大きく育つようであれば花が豪華なので見栄えがするだろうなあと思います。


2021年6月17日木曜日

広告なんかヤンピでーす!

  アドセンスを削除します。どうせ収益化なんて無理ですし、ブログを見てる人はうっとうしいだけだろうからです。サーチコンソールでカバレッジが良くなる状況もないし、正直、書きたいことを殴り書きしているだけなので、分析なんかしても意味がないということに気付きました。読みたい人だけ読んでくれればそれでOKです。

 記事なんかも検索にかからないようにちょっと表現を濁して書いていましたが、そんなのもやめです。 自分の書きたいことを書くというのがこのブログの主旨なので、グーグル先生におもねるのはやめにします。言葉を濁して書いた記事も書き直していこうと思います。もうそのまま書いちゃいます。そっちの方が検索にかかりやすいので、ちゃんと見てくれる人が多いですしね。


 

コムラサキのちょびっと剪定

  剪定についてはなるべく原則を守るようにはしてきましたが、それぞれの庭によって事情が違うので、オリジナル剪定もありかなと思うようになってきました。去年の夏なんかコムラサキはガサガサ切ってしまいましたけど、問題は無かったです。

 急ぎなのはサザンカの剪定ですが、これはその下にあるサツキの剪定期間が限られているからです。夏にバッサリ落として花を少なくするという選択肢もあるんですね。

 コムラサキについては、今年は成長具合に合わせてちまちまと切っていこうと思います。樹形なんてどうでもいいです。夏場の苔の遮光に 役立てばいいのです。

 とりあえず、試しにちょっと切ってみました。様子を見てうまくやっていきたいと思います。

2021年6月15日火曜日

ミニトマトの花が咲きました & Google Search-Console  その2

  あかん、朝から不調です。昼まで寝てました。朝の起きる時間も遅くなっています。車検と墓掃除で2週間連続で遠征したのが効いているのかもです。1週間雨続きだったので(丁度空いてる時間に雨が降ってました。)庭の方は放置状態です。何にもする気が起きない。雑草軍はやりたい放題です。サザンカの剪定を撮ろうと思ってましたが、無理、頭が回んない。

 前回の記事を読み返してみたら相当アホなこと書いています。状態が悪いと悲観的な文章が多くなります。2回目の休職前もこんな感じで、初夏に疲れてたような気がする。まだ仕事に行けてるだけましなのかもです。 

 えー、放置している間にミニトマトの花が咲きました。

 自家受粉とかしなければいけないのかと思ってましたが、既に実がなっているところがあります。ここからは虫に食われるのが先になるか、収穫が先になるかですね。
 やったことといえば枝を誘引しただけ、こんなんでいいのかなー。
                                      

 サーチコンソールの方も放置でした。セキュリティ関連はOK。安心しました。


 カバレッジを見てみると、有効ページ数が150ほど下がっています。クロール漏れが相当な数になってます。このサイトは儲からんということでG社から損切りくらってるのか?

 アナリティクスが使えるようになるまで、詳しいことは分からないですねー。


 まあ、いいや。有効ページ数が少ないってことは、多少アホなこと書いても問題ないってことですからね。

 

2021年6月13日日曜日

戦争とホロコースト

  大分酔っぱらっているので戯言になります。戦争は外交の一手段だといいますが、クリミア戦争(1853~1856)以降は個人的には害の方が大きいと思います。戦争にはある程度利点もあります。技術の進歩が短期間で起きるとか、相手国にプレッシャーを与えることができる、決着がはっきりとしている等ありますが、なにしろ兵器の進歩が著しく、人的損害が利点を上回っています。戦時には次世代を担う人たちが次々と死んでいくことになりますし、モラルの破壊も大きいです。近隣諸国との関係も悪くなる一方ですし、内戦なんかやったら、もう国際社会の一線には復帰不可能です。そういうわけで自分は戦争反対派ではあります。

 でも周りから攻めてきたら絶対徹底抗戦です。これはやるしかないです。 

 個人的な見解で戦争史上、大きく戦争を変えた兵器を見ていきましょうか。まずはこいつエンフィールド銃です。


 先込め式のライフル銃です。後込め式の銃とか、薬莢式の銃とかの方が戦争の形態を変えたといわれていますが、そうでもないように思えます。これは初めて雷管を使用した銃です。これで天候に関係なく戦闘が行えるようになりました。発射速度も相当上がりましたし、射程距離、命中率も高くなりました。

 当時はまだ鉛弾を使用していたので現在のダムダム弾の様に着弾したら人体に多大な影響を与えましたし、当時の衛生環境の未熟さもあって、南北戦争ではすさまじい死傷者が出ました。もう、当たったら助からないみたいな状況だったみたいです。

 もうここら辺から兵器の進歩に戦術や戦略が追いついていっていないように思えます。

 次はまあ異論はないでしょうが、機関銃(ライフル弾使用の重機関銃です。)です。それまでにもガトリングガンとかありましたが、運用性が悪くそんなには戦果は上げていないです。

 日露戦争(1904~1905)で機関銃の威力を認識した各国は機関銃の導入を進めました。それで、第一次世界大戦(1914~1918)です。世界大戦とはいうもののヨーロッパの一部地域で行われた戦争にもかかわらず、戦術、戦略が旧態依然としていたせいで850万人(ほぼ軍人)が死亡しています。

 大砲の技術向上、航空機の導入、戦車の投入などもありますが、どう考えても機関銃の犠牲が大きいと思います。スペイン風邪なんていう伏兵も有ったりしますがね。ヨーロッパの没落はこの大戦の影響が大きいのではないかと思います

 じゃあ、次は核兵器や航空戦力なのかと思いますが違うと思います。世界初のステルス兵器、潜水艦だと思います。


 第一次世界大戦でもUボートが活躍しましたが、第二次世界大戦での潜水艦戦力の威力はすさまじいです。大西洋ではUボートの通商破壊作戦で連合国はかなり苦戦を強いられましたし、南シナ海ではアメリカ軍の潜水艦隊によって、日本軍は補給線がボロボロになって、もともと劣勢なのが超苦境に陥ってしまいました。

 軍事力の比較で戦車や航空兵力、砲隊戦力に目が行きがちですが、陸上では歩兵がメインで後は歩兵部隊のサポートになります。ICBM、戦術核などの核兵器が使われないのは、報復戦略で地球上が滅茶苦茶になるという建前ですけど、核兵器を使ってしまうと後の歩兵部隊の展開が困難になるという理由の方が大きいと思います。

 現代に至っても、制海権のカギを握るのは潜水艦だと思います。水上艦隊は陸上の歩兵部隊と同じで(補給を考えると、もしかすると歩兵部隊以下かも。)制海権の示威には役立ちますが、潜水艦がその海域で行動していると分かれば制海権は水上艦隊にはなくなってしまいます。しかも最先端を走っていると思われている航空機での破壊がほぼ不可能です。 

 もちろん、一番強力なのが戦略ミサイル原子力潜水艦ですが、一応欠点もあります。原子炉の稼働のため静音に苦労することと、ミサイル搭載のため大型になってしまい、機動性や速力、巡行深度を犠牲にせざるを得ないということです。それで、それなりの対潜水艦能力を持っている国には近づきにくいというところです。また、どうしても攻撃型潜水艦には対抗しにくいという欠点もあります。
 ちょっと話はそれますが、日本は世界有数の潜水艦部隊を持っています。日本の領海は広いので護衛艦も多く、いずも型をF35-Bで空母にするという話題でにぎわっていますが、日本の領海の制海権を真に守っているのは潜水艦部隊です。1970年進水のうずしお型から始まって、日本は攻撃型潜水艦しか作っていません。さすがにうずしお型はすべて退役しましたが、1996年進水のおやしお型9隻、2007年進水のそうりゅう型10隻を保有しています。そうりゅう型はまだ建造予定があります。リチウム電池特化型に変わって、たいげい型と名前が変わりましたが、基本はそうりゅう型と同等です。(画像出典:海上自衛隊ホームページ)
 それで、海上自衛隊は何を目指しているのか?日本の領海を守るために太平洋側にあるトラフ(水深1000m以上)で行動できる潜水艦を作ろうとしているのではないかと思います。もうこの時点で世界水準を大きく超えているんですね。大体潜水艦の巡行深度は一般に600mくらいだと言われています。でも、日本の潜水艦が常備している89式魚雷は900mで打撃能力があると言われています。(水深が深くなると水圧で魚雷が爆発しなくなります。)
 もちろん、潜水艦の潜航深度は軍事機密ですが、兵装から推測すると、そうりゅう型は1000mくらいまで巡行できるんじゃないかなと思います。東シナ海に至っては、アメリカ軍と共同でソナー網を作ってあるし、水深も浅いので、かつて演習でアメリカ軍を翻弄させたおやしお型でも十分なのかなー。Ckokuが第一列島線を突破できないのは多分制海権を海上自衛隊が握っているためだと思います。キリバスに空港なんか作っても無駄だからね。かつて日本海軍がドツボにはまったことをCkokuはやろうとしてるのかな。
 それだけ優位性があるのなら、C国と戦争してもいいのかというと、自分としてはNOです。C国はメンツがあるので色々やってきますが、肝心のところでビビらせておけばいいと思います。アメリカ軍と共同で演習とかやっておけばいいし、適当にあしらっておけばいいのかなと思います。どう考えても、冷戦時代のソ連よりC国の方が軟弱です。国内にいっぱい問題抱えてるしね。

 私たち一般人と違って、訓練の行き届いた軍人は非常に貴重な存在だと思います。そんな人たちは退役したら必ず社会の役に立ちます。戦争で亡くならせるのは本当に無駄だと思います。

 また話を戻して、ちょっとだけ戦争の利点を考えると、戦争の危機にある国の国民の精神的強さ、また実戦を経験している軍は強いというのがあります。イスラエルなんかがその典型ですよね。でも長期的に見た場合は結局損だなあとか思います。イスラエルの隣国で民主主義の国なんかないじゃん。昔の兵法なんかだと隣国の低迷は自国の利益ですけど、もうそんな時代じゃないもんね。世界はいろんなところで繋がっていて、隣国が平穏な方が自国の利益になると思います。日本の場合、周りは古い考え方の国ばかりでちょっと困ってしまいます。

 さらに言えば、日本の場合は自然災害大国で、諸行無常という考え方もあり、死生観がかなり他国と違います。台風の被害は昔に比べて抑えることができていますが、地震とか火山の噴火とか(日本には活断層、休火山が無数にあります。)、自然災害に対しては人は無力(平等)だとフツーに考えています。ちょっと思い付くだけでも、関東大震災、南海トラフ地震、相模湾トラフ地震、富士山の噴火がまだ起きていません。予兆もくそも何にもないので(数十秒で何をしろって!)そこはこの国に住んでいる以上覚悟だけはみんなある程度は持っているんじゃないかな。

 
 

 そういう緊張感の中での平和・・・江戸期200年間、大戦後70年間は非常に貴重なものだと思います。他国におもねる必要はありませんが、できるだけ戦争を避け人的損害を避けるのは大事だと思います。

                             

 もうここまでの話で分かると思いますが、虐殺は大損です。短期的には(権力者にとって)いいように思えますが、 碌な結果にはなりません。現代が多いのでちょっと見てみましょうか。

 虐殺といえばこの人、ヒトラーさんであります。隣もH(ヒムラー)氏ですね。ユダヤ人虐殺はぜーんぶこの人のせいだってことになってますけど、ドイツ人はみんな見て見ぬふりをしたので、現在でもドイツ社会に暗い影を落としています。移民政策に表立って反対できないとかね。中世くらいからこの地域は結構残虐ですけど。

 戦争中に限って評価しても、大損ですよね。冷酷な見方をすればユダヤ人のネットワークを活用したら戦争自体を有利に進められたと思います。一般的に純血主義は弊害の方が多いです。安易に移民を受け入れるのもどうかと思いますが、ある程度多様性のある国の方が活力や柔軟性があります。

 続いてはこの人、ポルポトさんです。

 人数的にはH氏に劣りますが、たった4年間で国民の1/4を虐殺したのはすごいことです。もともと発展途上国だったこともあり、この後この国は低迷状態を抜け出していません。その後の政権も不安定な状態が続いています。もう、周りの国(中国)のいいようにされてます。今後傑出した人物が出なければ50年くらいはどうしようもないです。

 この二人については多少の擁護ができます。自分のイデオロギーに忠実だったという点です。方法は間違っていましたが、自分たちの国を良くしようと頑張った結果なのです。

 この先は擁護のしようがありません。自分の権力を維持するためにだけ虐殺を行ったからです。では古い方から、スターリンさんであります。

 この人はちょっと運が悪くて、邪魔な人を片っ端からシベリア送りにしたら、ヒトラーさんに侵攻を仕掛けられて、危うく国を失うところでした。第二次世界大戦の鼻緒戦でのソ連の死傷者は相当な数に上ります。

 そのあとはアメリカの支援を受けながらなんとか戦勝国になりましたが、人的損害はひどく、共産主義革命を一番まともな形でやったにもかかわらず、経済崩壊するまでソ連は浮かび上がることができませんでした。現在でも、そこら辺の悪い癖は治っておらず、EU諸国との関係は悪いままです。ここは単純に国民性の違いだとは自分には思えません。

 はいここで中国です。もーさんです。

 どうしようもないです。日本軍を追い出すために国共合作とかないわー、なんで資本主義者と手を結ぶの?共産主義を地に落とした人物であります。そりゃ、もともとそういう傾向はあったとはいえ、ベトナムと仲が悪いのは分かるなー。ホー・チ・ミンは最後まで頑張ったよ。

 中華人民共和国設立後、大躍進政策で2000万~5000万人を餓死させました。はぁ?反旗を翻さなかった民衆にも責任はあると思いますが・・・。

 その後、中華主義を前面に押し出して、中ソ対立・・・。ソ連もとんでもないことやってるけど共産主義に対してはまじめに取り組んできたからね。そりゃあ折り合いも悪くなるというものです。ソ連が崩壊して、資本主義の国になってからの方が中露の仲がいいなんて、もう話にならないです。 

 最後に文化大革命。革命は破壊であるという言葉通りこの国が培ってきた文化をすべて破壊しました。死者ははっきりとは分からないですが数百万人から数千万人らしいです。 紅衛兵(若者)たちを焚きつけておいて、手に負えなくなってくると弾圧するとか・・・。

 これでこの国は倫理や基準というものが無くなってしまいました。金だけがはっきり見えるので、これを基準にしているみたいです。資本主義国家が長年の経験でこれはやったらまずいということで規制してきたことも、平気でやってますね。反対にこれはないわーとかいう規制があったりします。

 革命というのは旧秩序の破壊の後に新秩序を打ち立てていくものですが、お隣では新秩序はできてないです。新しい考え方をする人なんかを殺しまくってるせいです。今でもやってます。自国民に対してその程度なので、ういぐる人とか、ちべっと人に遠慮するわけないです。(これがいいことだとは思ってません。)

 多分今後中国で内部からの変化を望むのは難しいと思います。その後どうなるかですが、古いアジア的思考から抜け出せてないので、政治体制は長期化し、ノース朝鮮のように腐っていくんじゃないかなと思います。これが人的資源を軽んじてきた結果だと自分は思います。