最近の自動車はATが当たり前です。アクセルを右足で、ブレーキを左足で操作できれば事故率が少なくなるのはちょっと考えただけでも分かります。実は現在のフォークリフトでは
インチングペダルというものがあり、実質的にはブレーキペダルと同じ役割を果たしています。詳しくはこれを踏むと半クラッチ状態になります。旧型のMTフォークリフトではシフトをNに入れてちょっとダブルアクセル状態にして荷役作業をしなければならなかったのですが、これができたことで素人でも、リフト作業ができるようになりました。時々他の人のリフトを借りると、インチングペダルを多用しているなーって感じることがあります。クラッチのつながり具合がすごく悪いんですよね。まあ、そういう時はブレーキペダルを使うことでとりあえず急場をしのぐことができます 。
ここからが実は本題です。なんでプリウスはPを明示していないんでしょうか?この辺はTOYOTAにはTOTOと同じようなつまらない意地が絡んでいるのでしょうか?
すいません、ちょっと間違えました・・・。
フォークリフトは停止してエンジン回転数を上げる作業が必要です。でも自動車にはクレーンを載せているような車体以外にそのような機能は必要でしょうか?普段ダブルブレーキのリフトを扱って思うところです。
自動車に関しては左足のフットペダルにインチングペダルを採用しなくてもいいと思います。これはフォークリフトの特殊な作業に関連していることで、フツーに左側にもブレーキペダルを配置する、もしくは中央にブレーキペダルを配置するという事でいいと思います。
左足ブレーキに関しては懐疑的な人もいますが、毎日インチングブレーキを多用している自分としては、ちょっと慣れたら左足ブレーキの方が有効だと断言できます。荷役作業でフォークリフトを全開で使用する場面があってもブレーキまたはインチングペダルをちゃんと踏んでいれば、リフトはその場から動きません。
運転免許の切り替えの際に、老人による運転操作の誤りによる事故が増えていると教えてもらいました。現代のフォークリフトを扱った経験から言うと、ブレーキを左側に置きインチングペダルにしてしまえば、教官に教えてもらった事故は100%防げます。
自販連のデータによると、2019年に販売された新車に占めるAT率は98.6%。ここまできたら、左足ブレーキを有効化した車を販売すべきですし、ブレーキとアクセルを右足で操作するという教習もやめるべきだと思います。 免許取得においてもAT限定が8割を超えています。アクセルとブレーキを右足で扱うというのはもう新世紀には合っていない悪習だとしか言えません。
じゃあなぜ左足ブレーキが推奨されていないのかですが教習所の教えではMT車の特性にかかわるそうです。MT車は運転ミスをした場合大抵(エンストを起こして)止まってしまいます。パニックブレーキで両足でペダルを踏むと、クラッチペダルを踏みこむことになり、車は停止する方向に行きます。 それからペダルから脚を離すと速度が落ちているので、エンジンはエンストします。エンストしたらクラッチを切らないと車は動かせなくなります。逆にAT車は現在のところパニックブレーキで間違えるとロケットスタートでぶっ飛びます。やばいです。
老人運転者講習で何を教えているかまでは知りませんが、自動車産業の巨頭である日本がこのムーブメントを起こせたら、今以上に世界を牛耳ることができるはずです。
多分色々利権にかかわることなのでしょうが、 こういう利権にかかわる人たちって自分や家族が危険な目に合うってことは無いって思ってることが厄介なんですね。それで、自分たちの身に災難が降りかかってきたら、他人のせいにしたりします。最悪だー!
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