2022年8月14日日曜日

焼酎から発泡酒に変えてみました。あと、お酒いろいろ

  えー、もう悪癖もいいとこなのですが、お酒が好きです。高校生の時は親父の「RED」をちょっともらって飲んでいたのですが、ウイスキーは正直自分には合いません。後年になってからも二日酔いで苦しむときは大抵ウイスキーを飲んだ後です。

 それで、自転車でツーリングに行ったついでに地元の日本酒の銘酒を買ってきて飲んでました。そのころは情報も少なく純米酒、もしくは本醸造狙いでした。販売する方も規制が緩く、年齢確認なんかされたことはありません。一応、親父へのお土産とかいう言い訳は考えていたのですが1度も使うことはありませんでした。その頃は林道とかに突撃とかもしていましたし、酒パックもなかったので、一升瓶を割らずに持ち帰るのに苦労をしました。さすがに飲みながらの走りはやっていません。飲んじゃったら、スタミナが切れて下手をすると帰れなくなるからです。この頃はほとんど毎晩飲んでましたね・・・。

 んで、大学に入ってクラブの新入生歓迎会がありました。そこそこ自信をもって参加したのですが、ボコボコにやられました。その頃の体育会系クラブは滅茶苦茶飲まされましたからね。今だと急性アルコール中毒の情報もいきわたっていて、後輩が先輩の酌を断って自制することもできますが自分たちのころは無理でした。下宿に自力で帰り着いたのは奇跡であります。

 飲み会の回数が多いので、下宿で1人で飲むことはあまりありませんでした。安い居酒屋なども学生街らしくいっぱいあったので、外で飲む機会が多かったように思います。自分が大学に入って数年したころバブルがやってきて、外国のお酒もかなり安く手に入るようになりました。マジでバブルの恩恵といったらこれくらいです。

 レミーマルタンのような高級酒はさすがに手は出ませんでしたが、いろんなお酒を試したり、強制的に飲まされたりしました 。まあ、あまりいいことではありませんが泥酔しないと自分の限界酒量も分からないということも学びました。

 自分の場合、ウィスキー、そば焼酎、芋焼酎、がダメです。飲み会でたしなむ程度ならいけますが量が多いとダウンしてしまいます。日本酒、ワインはかなり飲めますが有機酸が多いせいもあって後に響きます。5~6合が適量かなー。ワインは当たり外れが大きので日本酒がおすすめです。本醸造以上だったら確実においしいですね。吟醸は高いので自分で飲むなら純米酒くらいかなあ。四国だと愛媛の梅錦が好きです。鳴門鯛はすっきりしすぎかな。この辺は本当に好みですね。「越乃寒梅」なんてブランドにこだわる必要はないです。今は多くの酒蔵が自社の吟醸を出しているので飲み比べれるのも一興です。あと、日本酒は新酒がいいです。12月から2月が一番おいしいです。夏を超すと格段に味が落ちます。最近はワインセラーのような冷蔵設備を持った酒屋などもあって、夏でも おいしい日本酒が飲めるようになりました。

 ちょっと話は変わりますが、学生時代はお金がなかったので、アルコール度数と価格の比較をやってました。最低なのがビールです。度数が4.5%~5%なのにほかのお酒とミリリットルあたりの値段が変わらないんですよね。(暑いときに飲むビールは最高ですけど。)それで、下宿に常備していたお酒は「スミルノフ」です。ウォッカであります。アルコール度数50%、90%のもありましたが50%の方が格段に安く700円以下だったと思います。少量で酔えるという方向に行くのは実はやばいです。だんだん酒量というのは増えていきますから。

 就職してからは田舎だったので外で飲む機会が多かったです。居酒屋にフツーに駐車場がある状態であります。そのあとは子育てで忙しかったり、飲酒検問が厳しくなったり、コロナで外で飲めなくなったりして家でも外でもあまり飲んではいませんでした。

 ここ最近、親父が亡くなったり、子供が就職したりしてちょっと暇ができたので、家で飲むようになりました。最初は缶チューハイとかだったのですが、すぐに麦焼酎に変わりました。コークハイとかやってましたが、ストレートで飲むようになりました。ダブルフィンガーとかいうレベルじゃないです。休日の2日で1パック開けてしまうとかです・・・。焼酎は後に残らないということでバカバカ飲んでいましたが、翌日に残るようになりました。アルコールを分解する水分が足りなくて軽い脱水症状になっていたみたいです。

 ちょっと蛇足になりますが最近は甲類乙類混和焼酎というのが売られていて、ちょっと値段が安いです。フツーは甲類の方が高級なのですが、焼酎は蒸留方法の違いによって分けられています。乙類は伝統的な蒸留方法、甲類は新しい連続蒸留塔によるものです。ですから、甲類焼酎だからと言ってうまいわけではありません。原材料を見て買うのが一番ですね。乙類焼酎の方が一般的においしいので、売れ筋の焼酎は大体甲類焼酎などという大々的な表示がないです。問題は何かというと混和される甲類焼酎のほとんどは糖蜜酒(代表はラム酒)だということです。正直言うとあんまりおいしくないです。後にも結構残りますしね。

 そうやってバンバン毎日飲んでいたら、ついに健康診断で黄信号がともりました。肝臓の数値が前年度に比べて大きく悪くなっていたのです。うわーんどうしよう。うちは医療関係者が 多いので、コロナが始まってから1回も外食をしていません。家に帰って飲むくらいがストレスの発散場なのにー。

 とにかく肝臓への負担を軽くしなければなりません。分解するアルコール量を減らすのです。焼酎をストレートで飲んでたら絶対減らないので、缶チューハイにしてみました。あかん、全然飲んだ気がしません。6缶パックを開けた後、焼酎の1800mlパックを買いに行くようでは話になりません。それで、方向性を変えることにしました。今まで自分で買ったことのない発泡酒です。ビールと違ってコクがないので自分では買ったことがありませんでした。まあ、なんといっても安いです。6缶パックで煙草1箱強ですからね。原材料になんかいろいろ入っているけど、日本製のビールも味を調えるためにいろいろ入っているから目をつぶることにしました。


 アルコール度数4%、焼酎の1/5以下です。味は薄いですが、これだけ暑いとビールよりこっちの方が飲みやすいかもです。麦芽の味はするので、チューハイよりこっちの方が飲んだ感があります。どう少なく見積もっても90%は水分なのでアルコールを分解する水分は十分にあるはず。糖分も少ないので熱中症対策としては清涼飲料水よりよかったりして。

 一応、こいつに変えてから、月曜日の午前中に仕事にならないというのはなくなりました。やったね。一歩前進であります。

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