まずは、気象の変動について考えてみましょう。地球が温暖化すると当然気象の変動が起こるので、今まで取られてきた対策が無効になってしまうと考えられています。気候の変動が大きくなり、人類にとって住みよい環境がなくなるとか。
うーん、地球の歴史を考えてみると微々たる変動にしか思えないんだけど。古生物学的観点から見ると、地球の気候は過去に大きく変動していて、生物の大量絶滅も度々記録されています。酸素が増えすぎて地球がアイスボールになった時期もあります。人類がそういう気候変動に対応できるかは不明ですが、少なくとも最大質量を誇るバクテリア類は生き残ると思われます。
最近の例では南極のオゾンホールの問題がフロンを抑制することで解決され、ちょっと人類は調子に乗っているんじゃないかと思います。
地球温暖化を問題視しているサイトの図表を示します。
なんか産業革命以降CO2の排出量が極端に増えたという事で問題視されていますが、このグラフで示唆されていないことがあります。CO2を減らすには、排出量を抑えると同時に世界の森林の破壊を止めることが言われていますが、CO2はイオン化して水に吸収されやすい分子で世界の7割を占める海洋に吸収されるCO2の量を無視しています。大気中のCO2の濃度が上がれば、海中の植物プランクトンも活性化されるはずですが、その辺りはあんまり研究が進んでいないようです。こんなの研究しても話題にもお金にならないですしね。17世紀ごろにはCO2の排出量は少ないという事が強調されていますが、実は17世紀ごろは小氷期と言われていて世界全体の気温が下がった時期に当たります。それより以前の8~9世紀ごろは世界全体の気温が高く、ローマ時代の衣装を見ても分かる通り、簡易な服でも冬を乗り越えられたのが判明しています。日本でも庶民の簡単な貫頭衣で冬を乗り越えらるほど温暖で、現在では冬場の気候が過酷な東北地方で縄文文化が栄えたことからも、過去の気候が温暖であったことがうかがえます。
もうちょっと地球温暖化を憂えるサイトから引用してみましょう。
はい、ここでもうこれだけで統計の嘘八百なのが分かってしまいます。ここで排出されているメタンは天然ガスのメタンと、ここのところ少し問題視されている地球温暖化で永久凍土が融けて自然排出されるメタンが主となっています。メタンは分子量が低く、温室効果はCO2の20倍から80倍までといわれています。直鎖炭化水素なので、もちろん水には溶けにくいガスです。簡単にメタンの温室効果がCO2の20倍だとすると、メタンとCO2の比率は320:76となります。最大値の80倍となりますと1280:76でCO2の排出量を問題視するより、メタンの排出量を問題視する方が妥当だと思われます。先日、バルト海でロシアからの天然ガスパイプラインが破壊され大量の天然ガスが漏れて、エネルギーや環境破壊問題としていろいろ議論されましたが、地球温暖化に多大な影響があるという意見はネット上では見かけませんでした。
ここまでくると、CO2排出による地球温暖化問題は政治的、経済的な駆け引きに利用されていることが良く分かると思います。
ここで、もう一つの統計を出してみたいと思います。中国のCO2の排出量がダントツであります。中国の統計は当てにならないので、これでも排出量を誤魔化しているとは思いますが、地球温暖化に関しては政治的、経済的な思惑が多大に影響していると分かりますので、正面切ってこの問題に関して中国を攻めることができると思います。中国の方は過去のオーストラリア問題に関して敗北を喫していますので、日本からもちゃんと釘を刺しておくことも重要だと思います。放射能汚染水問題より、お前らの方が地球環境を汚染しているとねじ込むのも一手だと思います。どうせ、中国共産党が目指している社会と、日本の国民が望んでいる社会はかけ離れていますので、経済的なドライな関係以上なことを、中国社会に求めても意味がないように思えます。
とりあえず、CO2による地球温暖化はもう少し長期で観察する必要があるという考えであります。
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