10/9現在の情報ではトラックに爆発物が積み込まれていたのではないかという情報が有力です。今の時点では事故なのか、攻撃なのかもはっきりしておりません。
もし、ウクライナ側のゲリラ攻撃だとしたら、失敗に終っています。補給の要である鉄道橋を落とせていません。場所的にはどちらかというとロシアよりなので、修復も早いと思います。道路橋も片側しか落とせていないので、そんなに補給に影響があるとは思えません。ただウクライナ大橋でも安全ではないということで、ロシア側がここを守るために戦力が割かれるという効果は一応あると思います。
ウクライナ側の攻撃だという根拠は薄弱ですが、ロシア領内の核爆撃機の基地をドローンで攻撃したということが上げられると思います。ロシア側はクリミア大橋を攻撃したら、戦術核を使うと明言しているので、牽制を行ったんじゃないかと思います。
あとはロシア側の自作自演ですね。復旧も数時間で行われたようですし、どちらにせよ、これでロシアが戦術核を使うハードルが下がってしまいました。
では、ロシアが戦術核を使うとしたら、どこに落とすのか?個人的には首都キーウが一番危ないと思います。通常は首都攻撃は戦後処理も考えて戦争末期に行うものですが、ロシアはウクライナを国家として認めていない(事実上)ので、まずキーウを消滅させて、ウクライナ軍の組織的反抗を砕き、あとは適当に併合していくことも考えらえます。だいたい特別軍事作戦の戦略は最初からそうなっています。ウクライナという国家が無くなっても構わないという考えですから。
アメリカやNATOが、ロシアが戦術核を使ったら本気で反抗すると言ってますが、いまんとこ漏れ出てくる情報を見ると、ちょっと弱いです。キーウが消滅したら、西側は苦境に立たされます。
現在反攻作戦を行っているウクライナ軍に核を使うことは(ロシア軍が正気なら)あまり考えられません。前線が近いので、ウクライナ軍に核を使えば放射性物質はロシア軍の上にも降ってきます。下手をすると自軍が核爆発に巻き込まれる恐れもあります。それに、せっかく無理して併合宣言をした各州にも影響が及ぶ可能性があります。
ただ、ロシア軍も、ロシア国内もグダグダなので、何が起きるかは分かんないです 。
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