ウクライナ情勢については今んとこまだ5分5分の状態なようです。ウクライナは頑張っているけど、さすがにロシア軍の戦力は多く、なかなか押し返せてはいないみたいです。歴史的に見てここからがロシア軍の本領発揮で、負けているときほど先行きが恐ろしいことになります。
ウクライナはロシアの東西交通が麻痺している、夏場を狙って、なんとか旧領土を奪還しないといけません。日露戦争のように短期の停戦が必須となってくると思います。冬までこの戦争を長引かせたらやばいなあと思います。まあ、フィンランドやスウェーデンがNATO加盟を考えているということで何とかなるのかもしれませんが。
日本としてはちょっと情けないですがNATO諸国の協力にかかっています。日本としてはとりあえず(もうやってますが)民間人への支援を中心に行っていけばいいと思います。 ロシアがやけくそになった場合、辺境の日本に対して、牽制を兼ねてミサイル攻撃を行ってくる可能性があります。自衛隊はほとんど外地に向けて動けない状況です。
実はあんまりいい話ではないのですが、この危機に乗じてきんぺー君が北方に出兵してくれたらいいのになあとか思います。C国はロシアのウクライナ侵攻に合わせて台湾攻略をするという千期一隅のチャンスを逃してしまいました。思いっきり日和見をしてしまい、逆に国の立場を弱くしています。
中の国は弱いところに進出するという、保身に走ったどうしようもない性質をもっています。 しかも意外に近視眼的なところもあります。現在は南方進出にはかなりの犠牲が伴うので、中国北方に進出するという、ちょっと一見魅惑的な案があります。うまいことやれば(無理でしょうど)ユーラシアの覇権を握ることもできます。
やってくれたら思いっきり経済制裁とかできるので、日本としては いいんだけどなー。アメリカもSWIFT排除とかやってくれるでしょう。(ちょっと甘い見方かも)中の国が持っている外貨はほとんどドル建て債務なのでこれで終了であります。
話は飛びますが露が金本位制を復活させるとかいう戯言を言い始めています。金本位制はその国の持っている金の保有高に応じて通貨を発行できるという制度です。一見合理的に見えますが、大きな欠点を抱えています。たとえば、公共事業の先行投資のための大量の通貨発行ができません。また、通貨は兌換紙幣になるので、その国の持っている金が買われて流出してしまうという現象が起きます。これで大英帝国は沈みましたし、第1次世界大戦後の世界大恐慌の遠因になったと言われています。
それで現在では世界で一番使われているドルとのレートによって取引を行うようになっています。これがSWIFTです。実体経済とは剝離した部分もあるのですが、金本位制よりはずっとましということでこの制度は使われ続けています。
元がそれにとって代わろうとしてますが、まあ、無理だろうなー。国際的な通貨自体の信用もありますし、不透明な通貨取引は(世界的な信用を得るためには)絶対に許されませんからねー。
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