一年半程、庭を放置していたら苔は雑草やらゼニゴケに侵食されて自生、撒き苔ともに9割方やられてしまいました。やられたところはラウンドアップ攻撃で玉石ともに殲滅いたしました。時は秋の終わりごろです。自生の苔を待っていたら夏まで待たないといけません。撒き苔も時期が悪いので、大々的にコケを集めることにしました。雑草も枯れていて、苔がむき出しになっているので雪が降るまでは採取に最適な時です。
さすがに景勝地の苔を採るわけにはいかないので、林道をさかのぼって、沢筋に足を踏み入れていくとあります。間伐から時間のたっているところがなかなかいいです。それで、あちこちから集めてきた苔を庭に次々とはっていきました。
そして、ふと気が付くとはっていった苔が枯れ始めているではありませんか・・・。明らかに水不足です。林間や渓流など湿度の高いところでヌクヌクと育ってきた連中は平地の乾燥に耐えられないようなのです。しょうがないので、12月だというのに水撒きをする羽目になりました。(結局、冬中やりました。梅雨だというのに、今もやってます。)
そこでちょっと考えて苔の採集地を変更することにしました。家と同じような気候条件のところから集めてくるのです。こういうのを集めます。(写真は農道わきのスナゴケ)
つまり、今まで雑草だらけで見向きもしなかった。道端の苔を集めることにしました。それでも苔なので、日中に直射日光が当たるとチリチリになります。でも、散水すると復活してきます。山中の苔よりは明らかに強いです。翌朝になると苔に含まれた雑草がどばーっと生えてきたりしますけど・・・。
今日は少しハイゴケを集めに来ました。山中で集めたシノブゴケを日陰に移すためです。スナゴケ、ハイゴケ、シノブゴケ他いろいろそろっている県道わきに行きます。(場所は一応秘密ね。)
こいつを雑草ごと採取して、家で雑草やゴミなどの不純物をできるだけ取り除きます。その後、はる場所が決まるまで、水をはったトレイの中に置いておきます。
トレイの中には再生中のシノブゴケとかも入れてます。
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