2019年7月1日月曜日

園芸用品のお手入れ②(摘果、剪定鋏)

  以前、剪定鋏をちょっと手入れした時、ヤッツケ記事を書いたのですが、意外にもその記事のアクセス数が高く、内容がお粗末すぎるのでもうちょっとまともな事を書いておこうと思いました。

 園芸に使う道具は土や樹液などで汚れるので使ってすぐに手入れをしないと錆びてしまいます。1晩おいておくとアウトなので注意しましょう。ステンレスだから安心というわけではありません。樹液なんかは強力なのでステンでもやられます。

 スコップやシャベルなど土を扱う道具は土を洗い流します。そして残った汚れを、きれいに拭いておきます。自分はウエットティッシュを使ってます。後は乾かしておきます。ティッシュなどで水気を取っておくのもありです。しばらく使わないのであれば後述のCRCなどでコーティングしておくと良いと思います。

 剪定鋏、ノコギリ、鎌など樹液などが直接つくものは、使用後すぐに汚れを落とします。ここでも使いやすいのでウエットティッシュを使ってます。そしてすぐにティッシュなどで水気を取っておきます。これで結構持ちます。ノコギリなんかはあまり使わないのでその後CRCで木くず等を洗い流したりします。クレの5-56は水分置換能力があるので結構お薦めです。
 
 それでも、しょっちゅう使う剪定鋏などは錆びてきます。早いうちに処置しておかないと買い換える羽目になります。

 
最近よく使う摘果用の鋏です。細かいところまで出来るので剪定もこれでやってます。だいぶ刃が錆びてきました。

 錆びの程度によってさび落としのアイテムも変わります。コンパウンド<サンドペーパー<砥石、みたいな感じです。錆び落としに使う砥石は小さい方が使いやすいと思います。っていうか砥石使わなければならないようになったらもう買い替えた方が早いかもです。

 とりあえずコンパウンドで磨きます。愛用の「ピカール」です。研磨粒子が粘土で安いのでお勧めです。
錆がきつめなのでウエスを使います。

 余談ですが、ウエスという言葉が一般的でないようなのでちょっと補足しておきます。wiki では「機械類の油を拭き取ったり、汚れ・不純物などを拭き取ってきれいにするために用いる布である。」となっています。要は汚れ取りに使うボロ布です。クタクタになったタオルやTシャツなんかでOKです。そーいうのを洗濯後に取っておいて使いやすい大きさに切っておきます。ボタンなんかはこの時切り落としておきます。一般に薄手の綿製品が使いやすいです。フリースなんかは、車にワックスを塗った時仕上げに使うといいかと思います。油とかで汚れたらそのままゴミ箱行きとなります。

 ほぼきれいに錆が取れました。写真じゃ分かりにくいかもです。




 次は研ぎに入ります。そう切れ味は悪くないのですがついでにやっておきます。ダイヤモンドヤスリを使います。鎌や鋏などの曲面刃はこっちのほうが砥石よりやりやすいです。鉈のような直線刃は砥石の方がきれいに仕上がります。


 刃の斜めになっている角度に合わせて研いでいきます。反対側の刃に当てないように注意します。鋏の刃はわずかに湾曲しているので、全巾一気に研いではいけません。少しずつ研いでいきます。枝切鋏などの大きな鋏だと刃に沿って斜めに鑢を流していくのも有りだと思います。強さは包丁を研ぐ時より少し弱いくらい・・分かりにくくてすいません。目で見えないくらいの返りを作ります。爪の先を刃で切って研ぎ具合を確認します。これは包丁を研ぐ時と同じです。
もし、鋏が分解できたら、分解して研いだ方が良いです。一番切れて欲しい刃の根元の部分がきちんと研げるからです。

 刃の平らに見える部分は研いではいけません。素人では無理です。これがきちんと研げたら、もう職人であります。素人はわずかに出た返りの当たりが出るのを待つしかないです。

 研ぎが終了したら、洗浄します。クレ5-56を使ってます。パーツクリーナーの方がきれいになるけど高いしね。
ブシャーと吹きかけて、コンパウンドの残りとか洗い流してウエスで拭き取ります。しょっちゅう手入れするならこれでOKなのですが、CRC 系の油は揮発するので長期の防錆には向きません。

 お薦めは、PTFE 入りの5-56です。少々高めですが浸透力が高く、揮発してもフッ素樹脂の塗膜が残るので仕上げにはいいと思います。

 さいごにこいつをブシャアと全体に吹き付けて拭き上げれば終了です。

長々と書きましたがここまで急いでやれば20分もかからないです。





 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿