2019年10月22日火曜日

苔にカビが生えました・・emergencyですー

 雨が続いて高温多湿になると、苔にカビ(?)のようなものがとりついてコケを枯らしてしまいます。カビと言っていますが少しオレンジがかった色をした菌です。

 なにしろ、うちは日焼けして黄色くなった苔が多いので発見が遅れてしまいます。梅雨時には、これでハイゴケとスナゴケのコロニーがやられました。とにかくその時は病変部を取り除いて拡散していないか確認した後、別の苔をはりました。

 今回は台風で3日間雨が降った後に北側の塀際のハイゴケがやられました。

単なる日焼けと違って根元からやられています。

 色々調べたのですが正体は不明です。どうやら、殺菌剤を撒くといいらしいということが分かりました 。今うちには「スミフェート」がありますが、どっちかというと「スミフェート」は防虫用です。どういう殺菌剤が良いのか分からなかったので、とりあえず、これを買ってきました。「ダコニール」[テトラクロロイソブタニトリル ]です。




 一般使用する濃度、1000倍に薄めます。白濁液がなかなか効きそうな感じです。

 病変部付近と、あと、予防を兼ねて前庭に撒いておきました。



 病変部は取り除きます。結構広いです。塀際のところは取りあえずそのままにしておきます。




 前庭の一部に白カビの生えているところがあったので、ここも殺菌剤を撒いて、病変部を取り除きます。



 ここは目立つのでシラン除去ででた自生ハイゴケの余りで埋めました。自生ハイゴケまじであっという間になくなりますね。



 病変ハイゴケには陽射しの一番きついところに行ってもらいます。これで生き残ったらラッキーであります。



 あとは、ピンセットを消毒しておしまいです。

  これで、一安心と思ってました。

 ノォォ━━━━━(゚д゚; )━━━━━!!!! 



ハイゴケ、シノブゴケは比較的にましでしたが、スナゴケ、ホソウリゴケが殺菌されてしまい全滅しました。今回やられたホソウリゴケのコロニーなんかは半年かけて再生したのに―。

 苔は大体、薬剤耐性が低いのが多いですが、品種によって違うので撒いてみないと分からないところがあります。スナゴケ、ホソウリゴケはラウンドアップに結構耐えたので油断していました。

 もうしばらく、前庭は放っておこう。(_ _)#

 あとでゆっくり調べたところ、「ダコニール」は芝生に生えた "苔” の除去にも使うみたいです。殺菌剤は「ベンレート」がいいみたいです。

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