2021年2月1日月曜日

バッハのお話(クラシック音楽)

  休日なのに雨です。気温は7℃、もうちょっと低かったら雪になるところです。仕事だったら、文句言ってられないので突撃しますが、庭のお手入れとなるとこの冷たい雨の中出るのは躊躇してしまいます。

 えー、もういいや、朝から酒でも飲もう。寒いし。最近、「飲むヨーグルト」で焼酎を割るという新しい飲み方を覚えたので、そいつでいきます。これだと、酒のあてがいらないんですね。

 久しぶりに音楽の話です。16kHzが聞こえなくなったので、投げやりになってなってきています。ロック系は高音聞けないと致命的だもんね・・・あーやだやだ。以前、ジミー・ペイジがノイズ出しまくりという話を書きましたが、もしかすると、難聴気味で聞こえなかったのかもね。ベートーベンが耳が聞こえなかった話は有名だけど、あっちは頭の中で音楽が再生できる特殊技能の持ち主なので、一般人はやっぱりつらいです。

  自分はLed Zeppelinのファンで若いころはハードロックばっかり聞いていました。クラシックにもちょっと興味がありましたが、まあ、年取ってからでいいんじゃねとか思ってました。まさかCDなどの良質安価なソースが手に入りにくい時代が来るとは思ってもみなかったです。

 今の会社に入社したころ、オールドロックファンの飲み仲間がいました。Led Zeppelinがロック界のバッハだという話をしたところ、バッハはなかなかいいよーと言ってくれました。ロックとか関係ないから一回聞いてみなよとアドバイスしてくれました。(彼は50半ばでこの世を去りました。自分の好きな人が亡くなるのは本当に厳しいです。)それで早速レコード店に足を運びました。(今、市内にはLPレコード専門店しか残っていないです。)ブランデルブルク協奏曲を買いました。English Concertの演奏です。現在バイオリンはスチール弦が主流ですが、ここは作曲当時の音を再現するためにガット弦を使用しています。

  はい、ドはまりしてしまいました。作曲された当時は室内楽主流で大きく目立つような音楽でなかったのですね。主題を少しずつ変えながら何回も繰り返すのです。これは自分の好きなスタイルなのであります。続いてバイオリン協奏曲集を買いました。第1番イ短調、第2番ホ長調、2つのバイオリンのための協奏曲ニ短調です。もちろんEnglish Concertの演奏です。買った当時はこればっかり聞いていました。ドライブするときに耳障りでないのですごくいいんです。

 これは金鉱を発掘したなとおもい、他のバイオリン協奏曲を探したのですがありません。しょうがないので、チェンバロのゴルトベルク変奏曲とか、モーツァルトやベートーベン、パガニーニの協奏曲や交響曲を買ってみましたがイマイチです。クラシックとか どれもあんまり変わんないとか思っていましたがそうでもないことが分かりました。古典派とそれ以降では大きな断絶があるのです。

 あんまりCDが売ってないので古典派は人気がないのかなと思っていましたが、調べてみると、古典派のバッハのバイオリン協奏曲ファンになってしまったことがもう致命的なのだと分かりました。バッハのバイオリン協奏曲の楽譜は上記に挙げた9曲しか発見されてないのです。マジか・・・。全部合わせても 2h 21m 01s しかないです。バッハはかなりの曲を作曲したみたいですが、散逸してしまって残っているのはわずかしかないのです。もう、考古学的発見に期待するしかないという、どうしようもない状況なのです。。゚(゚´Д`゚)゚。ウワーン


 クラシック音楽を聴くなら、ベートベンとかのロマン派以降でファンになるのがお薦めです。この辺は個人の感性なので強要はできませんが。モーツァルト、ベートーベン、マーラー、ショパン、ビバルディなどなど、楽譜の多く残っている作曲家のファンになるのがいいと思います。バッハはやめておいた方がいいです。

 

 

 

 

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