2019年9月4日水曜日

ゼニゴケにサンポール(希塩酸)は効くのか?

  強アルカリを試したら、次はやっぱり強酸でやってみたいのは人情というものであります。

 というわけで、サンポール(¥158)です。早速、pH測定。
はい測定不能きましたー。pHは1~2くらいだそうです。希塩酸(HCl)とはいえ濃度9.5%もあるもんね。界面活性剤として、アルキルトリメチルアンモニウム塩[RN+(CH3)3X-](Rはアルキル基、Xは任意)が入ってるみたいです。

 こんなこと続けてたら、pH計のアルミ部分がやられちゃうかもです。

とりあえず、ゼニゴケを集めてきました。バケツだと写真撮りにくいので、今度はステンボウルです。





 サンポールをかけた直後です。いきなり変化するわけではないようです。ちょっと入れる量おおすぎたかな。



 ちょっと煙草を吸っている間に変化し始めました。10分後です。組織内に薬液が早くも侵入しているみたいです。界面活性剤も効いているのかもしれません。

 30分後。後始末の準備をしている間にここまできました。ほぼ OUT だと思います。ちょこっと入れてみた、イシクラゲも縮んじゃってます。
小さくてよく見えないのですが、蘚類はあまりやられてないような感じがします。たぶん、ダメだろうけど・・。


 あとは、バケツに入れて水で薄めて排水路に廃棄です。薄めたら浄化槽にも安心です。

 予想に違わず、酸の方が強力でした。アルカリの漂白作用も捨てがたいですけどねー。もし、使うなら、枯れたゼニゴケを処分する前に水で酸やアルカリを薄めてから処分した方が安全だと思います。

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