2021年7月29日木曜日

苔の遮光計画 修正版 その2

  次に考えなければいけないのは、畑ーコムラサキ間の遮光です。西側の排水路側は少し高くなっていて、真夏には一日中直射日光が当たります。もう苔が生えているのが不思議なくらいなところです。さすがにそこは自生苔(ゼニゴケ含む)でないと夏越しは無理です。カビの生えたハイゴケを置いておいたら、カビどころかハイゴケ本体が消滅してしまいました。

 東側の塀際は何とかキープしたいところです。塀際の高いところはスナゴケ、斜面はハイゴケ、沈水や流水のあるところはシノブゴケとグラデーションではっています。

 去年はコムラサキの長枝、桔梗の新株、大葉、ネギ、マリーゴールドフレンチのタッグで盛夏をクリアーしました。今年は今のところコムラサキの長枝しかありません。

 まず思いつくのは、直射日光に弱いシノブゴケをコツボゴケに転換することです。ただ時期的には苔の採取に向いていません。雑草が多く苔が見つけにくいからです。林間は雑草が少ないですが、そんなところの苔は低地の直射日光で一発で枯れます。

 コストや手間を省くことを考えると、マリーゴールドの新苗を買ってきて植えてしまうのが一番いいのかなと思います。多分1000円もかからないと思います。でも仕事じゃないんだし、そんなことをしても、ちっとも面白くありません。ここは一年草ではなく、越冬可能な多年草でいきたいところです。

 まず第一候補がアルストロメリアでした。花が美しいです。

 耐寒性に難ありですが、球根なので宿根よりは強いと思います。でも春ー夏咲の球根の植え付けは、基本的に秋です。どうしようもないです。秋に挑戦してみるかな。

 次点でゼラニウムです。ヨーロッパ原産なので耐寒性あるだろうという予想です。フロックスは草丈低すぎですし、ホリホックは逆に高すぎです。(2mくらいいくそうです。)

  んで、ゼラニウムの苗を通販で買いました。送料込みだと500円/株くらいします。3株しか買えませんでした。あとはホムセンでアメリカンブルーを入手。越冬が微妙です。朝顔みたいにバンバン種をつけてくれたら楽なんだけど。

 一応念のため3ガロンの不織布ポットを使います。ホトトギスではえらい目にあいましたからね。
 日照のきついところに入れるので、夏越しはいけるかなーと思っていたら、両者とも乾燥を好むらしいです。えー、苔庭には超不向きじゃん。晴れた日は冬でも水いれるから・・・。

 とりあえず、植え付け位置を高くとって、水はけを良くしたらいけるかもです。苔を剥いで位置決めをしていきます。

 穴をできるだけ深く掘りました。下部の礫層までいきましたが、まだそこそこ高さが残っています。周りより4~5cm高いんじゃないやろか?っていうかこの辺低すぎやろ。下半分は使わないと思うので、掘り上げた土を詰めておきます。
 その上に鶏糞層を作って、赤玉土:培養土=1:1 の植え付け土でポットを埋めます。
 日射のきつい側にアメリカンブルーを配置します。
 少し日陰気味のところにゼラニウムです。まあ、あんまり変わんないけど。
 ここで盛り土を入れますが、排水性が悪かったら話にならないので、赤玉土を奢りました。
 えっ、もうここはこのままでよくね?なんか、イングリッシュ・ガーデンみたいでかっこいいです。

 いやいや、後背のシノゴケがもったいねー。苔用の表土をかぶせました。

 周辺部よりかなり高いです。もう、盛り土だけでも遮光できそうな感じです。

 苔をはりました。また、謎の構造物を作ってしまいました。西側にハイゴケをはっていますが、絶対持たないので、後でコツボゴケに入れ替えました。

 またちゃんと花が咲いたらUPしていこうと思います。

 



 

 

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