サザンカの徒長枝を落とします。半月ばかり遅れちゃったけど、まあ大丈夫でしょう。
サザンカの剪定についてはチャドクガの幼虫の被害がかなりあるようです。こいつの細毛にやられるとかなり痛いみたいです。幸いなことにまだこれに一回もやられていません。剪定の少し前にオルトランを撒くとか、ベニカXをぶちまくということをやっております。また、蜘蛛などのプレデターを大事にしております。
剪定についてはやっているうちに色々考え方が変わってきました。
一般的に落葉樹は休眠期の冬に切ります。でも、成長の勢いのある夏に切っても大丈夫なことが分かってきました。もしかすると1年中どこで剪定を入れてもいけるかもです。
常緑樹はやはり冬はきついみたいです。これで、レッドロビンと夏ミカンを枯らしましたしね。でも、柾木の様に12月でも剪定できる樹種もありますし、強剪定さえしなければ冬でもいけるような気がします。
それで、剪定を始めたころは本を買ったり、web でダメな剪定とかを見ていろいろ学んだのですが、結局のところダメな剪定というのは無いのです。プロの目から見て効率的ではないとか、樹形が悪いとかというのはあると思います。でも、お金をもらってやっているわけではないので、切りたいときに切りたいところを切っちゃえばいいのです。切ってしまって枯れてしまうこともあるかもしれません。でも自分の家の庭なので別に誰に迷惑をかけているわけではないです。どっちかって言うと、放置状態で近所に迷惑をかける方がまずいです。枯れたら新しい株を買うだけです。大きい株でなければ大した値段ではありません。
うがった見方をすれば、プロの人達がダメな剪定の画像を上げているのは、後始末が大変だからなのかもしれません。お金を取る以上、ある程度のレベルまで綺麗にしなくてはなりません。事前の状態が悪ければ大変な労力と手間がかかります。大体素人の場合にっちもさっちもいかなくなってプロに依頼することが多いと思います。ですから、こういうことはやってくれるなということで、情報を出しているのかもしれません。
人間の都合で適当に切るとどうしても樹形が悪くなります。でもそれでいいのです。植物の都合より人間の都合が優先です。こっちは動物なので神経細胞があります。維管束植物はシュートという訳の分かんない単位で構成されています。意思の疎通はまず無理です。一応共存はしていますが、全く別の生命体なので、遠慮は無用です。バンバン切りましょう。
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