2021年11月26日金曜日

Miele(ドイツの家電メーカー)は本当にお得なのか?

 最近、YouTubeの広告でMieleの広告がよく出てきます。時代を一歩進んだ家電を20年間使えるそうです。なんか作り込み方が違うそうです。テスト時間も長くて、素材から自社で製造しているとか・・・。

 ちょっと興味がわいてwebサイトとか見てみました。ドラム式洗濯・・40万・・・。あほか?家電王国の日本で売れると思ってんのか。まあ、広告につられて、もしくは流行に乗って買う人はいるかもしれません。でも、どう考えても損だからね。

 20年あれば家電はどんどん進化していきます。ちょっとお高めの洗濯機が10万円だとしても5年に1回買い換えた方がいいです。そちらの方が最新性能を実感できるし、電気代も安くなるはずです。

 昔、松下幸之助が、お客に家電を買い替えさせるために「わざと弱いところを作れ。」といったことがあるそうです。ちょっとした神話ですね。高度経済成長期で次々と新性能の家電が出てきたころでしたから言えたことです。消費者をバカにしているとしか思えません。すぐ壊れるような家電を買わされたら、次は別のメーカーの製品を買うのが普通だと思います。まあ、一応当たりはずれはあるので、寿命の短いものに当たるかもしれませんが、10年くらいは持つのが普通です。20年もつからといって4倍の値段を払う価値があるのでしょうか?

 ちょっと前に掃除機のダイソンが流行りました。吸引力が変わらないとかが売りでしたが、そもそも吸引力が紙パック掃除機の1/3しかなかったのです。量販店ではダイソンの掃除機の吸引力は表示されていませんでした。紙パックが無いのでメンテナンス(ゴミ捨て)は普通の掃除機より不便です。それで値段は3倍とか・・・。

 洗濯機に関しては、一時期ドラム式が流行りましたが、効率が悪いのでまた縦型が主流になっています。その間に洗剤の方が進化して、すすぎが少なくて済む節水型が主流になってます。もちろん10万円もしません。

 ちなみにうちの洗濯機は結婚したときに買ったもので。31年間、毎日の酷使に耐えています。メーカーはNational。なんとファジイ機能がまだ生きています。マニュアル設定をすれば節水型の洗剤にも対応可です。面倒なのでそんなことしませんけどね。

 日本はそこそこ家電に関しては先進国なので、日本の生活事情に合った家電が作られています。 車と一緒で、こだわりがないなら、国産が一番いいと思います。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿