2020年7月11日土曜日

プリグロックスLのテスト散布

 実家の物置から、親父の霊璽を置く仮祭壇を出したら、奥にこれが転がっていました。「プリグロックスL」、これは母が使っていたものでしょう。使用期限はとっくに過ぎていると思われますが、試しに使ってみます。苔は枯れないってほんとかなー?

 造園業者は100倍希釈で使うようなので、その濃度でいってみます。

 しかし、薬剤を希釈した時の泡は何とかならんもんか。消泡剤が欲しいところです。

 散布場所はこの間おもいっきり雑草の残った、物干し台の下です。この除草剤はスギゴケ、ハイゴケ、スナゴケに実績があるみたいなので、周りにハイゴケの多いここでまず試してみます。

 24時間後、雑草のほとんどが枯れました。光反応性で効果がが出るのが早いことは知っていましたが、凄まじい威力です。

 ハイゴケ、ゼニゴケは大丈夫、マンジュウゴケがちょっと怪しい。なんか中性子爆弾落としたみたいになりました。


 シランにはちょっとかかっただけですが、日を追うごとに枯れの範囲が広がっています。なんかまずいですー。

 今度は南西方面に散布します。何種類かの苔があるので反応性も見ることができます。

 通り道の脇はかなり雑草が濃いです。

 24時間後です。タテゴケは大丈夫みたいです。

 スイセンはアウトです。まあ、予想してましたけど。下のハイゴケは枯れてるようですがこれは乾燥しているだけなのでOK。

 シノブゴケもいけそうな感じです。

 ビロード苔が一発でやられました。これは予想外です。この撒いてみないと分からないのは何とかならんもんですかね。

 3日後にはゼニゴケとなんか生えてきていた苔(ビロード苔系?)がやられました。撒いていないところと比べると一目瞭然です。


 一週間後、コツボゴケがやられました。ここは影になっているのでここら辺で一番元気だったのに―。
 スギゴケ、スナゴケ、ハイゴケのような代表的な苔だけで庭を作っている場合には使えますが、自分のところのように多種類の苔を混在しておいている場合にはやっぱり使えないです。雑草はピンセットくんで根性で抜くしかないようです。または狭い範囲で限定的に使用するかですね。はぁ~。(_ _)#

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