2020年9月13日日曜日

Weed picking 2020-16(雑草との戦い2020-16・この雑草はなんだろう?)

  庭を持っていると雑草との戦いはつきものになります。一番いいのはコンクリで整地してしまうことです。色々な用途に使えますし、隙間から生えてきたヤツには除草剤を吹き付けておけばOKです。外構費用がかさみますが、メリットは大きいです。ちょっと殺風景なら鉢植えを並べておけばよいのです。

 次にいいのはやっぱり芝かなあ。なんとなく張るのは後で苦労します。芝刈り機が全面(敷石なども含め)に入るように整地をして、冬でも青い西洋芝を入れると良いみたいです。雑草は芝と一緒に刈ってしまえばOK。芝自体の根の張りが良ければ 雑草もあまり生える余地がないようです。

 あとは、「カーメン君」お薦めのウッドチップです。かなり、雑草の抑制効果があるようです。植栽の手入れも簡単です。ダムの流木や間伐材の無料配布はいろいろな自治体で行っています。中にはチップにしたものを無料配布しているところもあるようです。実家はウッドチップでいくつもりなので今度詳しく調べようと思っています。まあ、通常売価もかなり安いですし、買ってもいいかもです。

 でも、フツーは家を買って庭があったら、なんか適当に植えたくなるものです。雑草も最初のうちはきちんと抜いたりします。でもそのうち面倒になってきて、植木は枯れてしまうか伸び放題、後は雑草だらけになります。それで、除草剤を撒いたり、草刈り機で刈ったりする羽目になります。うちの場合は、膝丈まで伸びてきたら、ちょっとうっとうしいので1日かけて引っこ抜くということをやってました。もちろん丈の低いのは無視です。

 そんなことを20年近くやっていて、つい最近庭の手入れをするようになりました。最初はとにかく片っ端から雑草を抜いていきました。でも、それだけでは埒が明かないことに気づきました。ある程度ターゲットを決めて抜いたほうが良いみたいなのです。

 まずはドクダミを殲滅することに絞りました。上層部を取り続けたら弱るかと思いましたが、全然ダメでした。小さな地下茎のかけらからでも発芽してきます。とにかく地下茎をある程度取らないと話になりません。試掘抗を掘ってみたらかなりの密度で地下茎があることが分かりました。それで、少しずつ庭中を掘り返して、ふるいにかけ地下茎を除去していきました。今、地下茎の残っているのはサザンカからサンショウまでのライン、南の塀際、芝生のところです。これで新芽をたたき、花を咲かせないように注意したら、ほとんど生えてこなくなりました。鬱で倒れている間放っておいたのに、ドクダミは少量生えてきただけです。ほとんどがお隣さんから飛んできた新株でした。

 次はカヤツリソウです。新芽が出てすぐに穂を出すという凶悪なヤツです。困るの宿根草なので、へたに根を残すと、翌年 パワーアップして生えてきます。成長速度も速く、ツユクサのように横に伸びた枝が地面に着くと根が生えて株が増えていきます。幸い根が浅いので、手で取るしかなかった時でもかなり数を減らせました。ピンセットで取るようになってから攻撃が楽になりました。茎が紫色をしているので芝系雑草の中では優先的に抜くようにしています。

 そのあと困ったのが、オオチドメ(チドメグサ)です。苔の間に細い茎をのばしていくのでどこに起点の根があるか分かりません。カタバミも同じように茎をのばしていくのですが、こちらの茎は太いので、ちゃんと最後まで抜くことができます。それにカタバミは最初に直立するのでそこでたたいておけば問題なしです。もちろんチドメグサも宿根草で根が残ると翌年も生えてきます。カヤツリソウと同じように途中途中で根を出し株を増やしていきます。へたに取ると苔のコロニーを破壊してしまいます。今はピンセットで茎を切らないように丁寧に苔層から取り出すことができるようになりました。たぶん来年は数が減ると思います。

  今年、失敗したのがトキワハゼです。あんまり草抜きできなかったので花をいっぱい咲かせてしまいました。来年が怖いです。

 んで、今困っているのがこれです。

 実は正体がちゃんとわかっていません。知っている人がいれば教えてほしいです。黄色い花を見た記憶があるので、コメツブツメクサかと思っていましたが、どうも今年の生え方を見ていると宿根草の可能性があります。そうするとノミノコヤシかもしれません。なにが厄介かといえば、根と茎のシュートの接合が弱いのです 。手で抜くのはほとんど不可能です。確実に根だけ残ります。ピンセットを使っても小さな株はほとんど根が残ってしまい、ある程度大きくならないと抜くのが難しいです。

 とにかく正体が分からないと対策もしにくいので、ちょっと生態観察するため 1株だけ植えてみました。これで分かればラッキーであります。


 

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