前回にも書きましたが、ワンゲル時代には、結構スカをやっています。一番覚えているのは、春合宿でペグを忘れたことです。その時は同学年と後輩しかいないパーティーで装備係という気楽な立場でした。自分は夜型だったので、前日の夜に装備をパッキングして、そのまま寝ないで出発するというパターンをとってました。(朝の集合時間に起きる自信が無かったからです。)
んで、ターミナル駅について仮眠を取ろうというときになって、ペグを忘れたことに気付きました。その時はドーム型テントだったのですが、張綱がないとさすがに山中の強風に耐えれません。どないしよー、取りに帰るとか無理やし・・・。
なさけないことに自分はこういうときの機転が利かないんですね。後輩には「この人あかんわ。」とレッテルを張られてしまいました。
リーダーとサブリーダーをやっていたメンバーが市中のアウトドアショップに片っ端からTELをかけまくって最低限必要な本数を確保してくれました。ほんとに申し訳ないです。今でもあの時を思い出して目が覚めることもあります。
これは自分自身の欠点なのですが、日が暮れると、現在位置が把握できなくなります。これはボーイスカウト時代からの欠点で、道がはっきりしていても分からなくなることがあります。合宿なんかだと、パーティーメンバーがいるのでなんとかなりますが、単独行で道が分からなくなったことがあります。記録の方は適当に書いたのですが、いまだにテントを張った場所が分かりません。ちょっと言い訳をさせてもらうと、一応、日が出ていれば濃霧中でもコースリーディングをする自信はあります。秋合宿では完全に現在位置が分からなくなり、とりあえず、もうここでテントを張れと指示したこともあります。パーティーの後輩は過酷な条件での幕営で泣きそうになったとか言ってましたが、こっちも泣きそうでした。みんなごめんよ。
それから、合同ワンデリングで、最終日にスミルノフを一瓶空けてしまい、翌朝体調最悪で病院に担ぎ込まれたことがあります。体温42℃・・・・。最後の最後で主催大学に超迷惑をかけてしまいました。
うわあ、なんか思い出すとボロボロ出てきますねー。残りはコメ欄で指摘してもらおうと思います・・・。
年末からの寒波で各地で遭難が相次いでいます。天気予報をちゃんと見とけとか言う心無いコメントが散見されますが、八ヶ岳、氷ノ山、甲斐駒ヶ岳なんかはどちらかといえば初心者向けの雪山なんですよね。夏山でも山上では低気圧が来ると暴風が吹き荒れるので、冬場なんかだとよけいです。冬用の装備は重量がかさむので、幕営前提でなければ、山小屋までたどり着けなければOUTなんてこともあります。
積雪がかさんだりすると後退も前進もできないこともあります。また、稜線上以外はどこも雪崩の危険性があります。ぶっちゃけ雪崩は斜面上ならどこで起きてもおかしくないです。そこら辺は運頼みですねー。
自分たちは運よく、亡くなってしまうメンバーを出さずに済みました。こういうのはなんていうか、つらいことだと思います。この度の事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
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