2016年10月31日月曜日

ナンテンの実がつきません


うちのナンテンは自生です。庭の東側の塀際に生えてきました。生えてきたときに、あっこいつなんか違うと思ったので抜かずにおいておきました。大きくなってくると、コムラサキ程ではありませんがお隣に迷惑をかけはじめました。塀際の株は2本ほど引きました。

 それで、これも去年の秋に移植することにしました。女房は験を担いで、鬼門にナンテンがあるといいと言います。その時生えている所は、どう見ても東です。がんばっても東北東がいいとこでしょう。北東角はサザンカとサツキがあるので移植は無理です。南西角(裏鬼門)に移植するということで許してもらいました。 
まず、一番小さい株(青丸)だけ残して、大きな株は全部切りました。赤丸の株は移植時は手前にあるような新芽でした。
上は4月中旬の写真です。新芽の2本を切り飛ばす恐れがあったので、大きい株は上の方でカットしています。新芽が成長して来てから、根元で切りました。

 このナンテンも、コムラサキと同様に、こちら側には根がほとんどありませんでした。メインの根は下から塀を超えてお隣の芝生方向に走っておりました。

 コムラサキと違って、株が直立気味なので深めに植えることで、自立できました。
冬には、根が足りないためか、葉がほとんど落ちてしまい、復活は無理かなと思いました。ナンテンはホームセンターにいくらでも売っているので、ダメになっても代わりはあります。

でも、春になったら、枝の先から新芽が出てきました。
今はこんな感じです。以前の場所より、日照が多いのと、水やりが多かったのでかなり成長が早かったと思います。

 そのまま伸ばしていくと、またぐちゃぐちゃになるので、来年の剪定はちょっと考えてやってみようと思っています。
ところで、 今年は花が咲いたのに、ほとんど実がなりません。花に雨が当たるとよくないとか、いろいろ原因はあるみたいですが、はっきりとはよく分かりません。今年はそこまで注意してみていませんでした。ドクダミやカヤツリソウなどと戦うので、手一杯でした。

 実は、ナンテンの花を見るのは今年が初めてだったりします。 今までちゃんと見たことがありませんでした。色は白です。固まって咲くので、結構派手な感じです。実より見ごたえがあるような気がします。

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