2017年4月28日金曜日

ネギの花摘み

 これまで何度か出てきたうちのネギですが、特別なことは何もしておりません。余った根っこを植えてきただけです。去年初めて、植え替えの時に肥料をやってみました。

 使い方もその時に使えそうなのがあったら適当に切って使うという、スローライフな使い方をしています。

 去年、初めてネギの花が咲くのを観察しました。

 花が咲いたら実がつくのかと思いきや、ネギの花がしぼむと、株全体が一旦枯れこむことが分かりました。

 んで、今年は出てきたネギの花穂を摘んでみることにしました。うまくいけば、ネギの葉の無い期間が無くなるからです。
こーんな感じでとっていきました。


2017年4月27日木曜日

除草剤のテスト

 今、I型除草機テデトールで雑草と戦っていますが、芝生の所で苦戦しております。芝が邪魔で草の根まできちんと抜けないのです。というわけで化学兵器(除草剤)に頼ることにしました。芝生専用の除草剤です。よくよく注意書きを読んでみると、芝の弱っているときには芝ごとやられてしまうようです。うちの芝生はまだ十分に芽生えていないので、まだ使うわけにいきません。

 そこで、効果の程を見るテストをしてみることにしました。ついでにうちにある除草剤を全部出して比較することにしました。

 ① ラウンドアップ マックスロード AL

グリホサートカリウム塩
[K=N-(ホスホノメチル)グリシナート] 0.96%→0.5%へ

水、界面活性剤等            99.04%
 
 ここまで何度も出てきたやつです。50倍希釈溶液です。この濃度だと、2週間でゼニ苔までやっつけることが出来ます。というか苔までやってしまうのでうかつに撒けません。今回は標準濃度の100倍希釈まで薄めて使ってみようと思います。


② 無印除草剤

グリホサートイソプロピルアミン塩 1%

水                   99%

 実家で拾ってきた除草剤。展着剤が入っていません。効果があらわれるまで1~2か月かかると書いてあります。ラウンドアップには正体不明の展着剤が入っています。 
 この二つはグリホサート系です。開発の古い順にイソプロピルアミン塩→アンモニア塩→カリウム塩となります。農薬への初登録は1990年。

 作用機序は以下のとおりです。
 グリホサートは、リン酸とアミノ酸が結合した化学構造を有する非選択性のアミノ酸系除草剤であり、アンモニウム塩等、複数の塩が存在する。その作用機構はアミノ酸生合成にあずかるシキミ酸経路において 5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(EPSPS)の阻害により最終的にタンパク質の生合成阻害であると考えられており、植物体の地上部、地下部を枯殺する。

うん、よく分かりませんが、動物にはシキミ酸経路はないので安全性が高いという、うたい文句であります。
  

③シバキープ エース

アシュラム
[N`-メトキシカルボニルスルファニルアミドナトリウム]   0.10%

MCPP(メコプロップ)
[α-(2-メチル-4-クロロフェノキシ)プロピオン酸カリウム] 0.20%

水等                                99.7%

  これが、買ってきた芝用除草剤です。イネ科の1年草にも効くそうです。高麗芝もイネ科なんだけどな。説明を読むと雨に弱いそうで、展着剤が入っていないのかもです。

 主成分はメコプロップです。農薬への初登録はなんと1965年で、1974年には登録を外されています。現在はメコプロップ-P-カリウム塩が2002年に農薬登録されています。

 作用機序は以下のとおりです。
MCPPはオーキシン型の植物ホルモン作用を有し、植物ホルモン作用を撹乱することによる細胞分裂異常により除草作用を有するフェノキシ酸系除草剤である。

 MCPPの特徴として、イネ科の草への作用が弱いという特徴があります。それで、芝用除草剤の主成分となっています。

 おそらくですがもう一つのアシュラムがイネ科1年草への対応成分だと思います。農薬への初登録は1972年、こちらも古いです。 

 アシュラムの作用機序は以下のとおりです。
 アシュラムナトリウム塩は、酸アミド系の除草剤であり、その作用機構は葉酸の生成阻害による核酸合成の低下であるとされ、細胞分裂を停止させて枯死に至らせる。

  なんか、動物にもききそうな感じです。ミミズさん大丈夫かな。


④ネコソギ ワイド 粒剤

ターバシル
[3-ターシャリ-ブチル-5-クロロ-6-メチルウラシル] 3.0%

DBN
[2,6-ジクロロベンゾニトリル]                            2.0%

鉱物質微粉等                                             95%

 お墓の除草に使おうと思って昔買ったものです。お墓の方は塩で間に合うことが分かったのでほとんど使っていませんでした。植栽地への使用はやめた方がいいのですが、ちょっと対比で使ってみようと思いました。
 ターバシルの農薬登録は1970年で、DBNは1963年です。DBNなんか私の生まれる前の登録です。 ホームセンターで売られていると最近の技術で作られた除草剤のような感じですが、全然違いました。

 作用機序は以下のとおりです。
ターバシルは、雑草の根部及び茎葉部から取り込まれて除草活性を示すウラシル造を有する
ホルモン型移行性の除草剤であり、その作用機構は、光合成の一機序であるヒル反応の阻害及び核酸の代謝阻害である。


 ジクロベニル(DBN)は、ニトリル系除草剤であり、その作用機構は、根から吸収された後、セルロースの生合成を阻害し、ペクチンを硬化させることによる細胞壁生合成阻害と考えられている。

 凄いですね。なんでも枯れそうな勢いです。実はもう撒いてしまいました。


 テスト地は物干し台の下です。雑草含有率50%以上の苔も生えていますし好都合です。ここの除草は面倒だったのでちょうどいいです。

 右から、①、②、③、ブランク、④になっています。ネコソギ君は強力そうなので、他のと離してみました。

2週間後にはある程度結果が出ていると思います。
 

2017年4月26日水曜日

芽が出たもの、その後 4/22

 現状報告の続きです。今度は芽の出てきたものについてです。

 まずはシランです。自生のところから出始め、植え替えたところは少し遅れて出てきました。
 ここら辺は花に間に合いそうです。南側の全面植え替えをしたところは、小さい芽が少し出ているだけです。日照量の差かもしれません。こっちは花に間に合わないかもです。
 アヤメは元気です。もう30cm近くまでになって水をバカ食いしております。
 去年と大違いなのが、カスミソウです。phは6.5~7.0でアルカリに振っているわけではないです。教科書通りの用土が功を奏したみたいです。このまま夏までいってくれー。
 新芽の勢いのあるのがナンテンです。
 奥側の古い株は、枝を整理したら栄養が集中したのか大爆発を始めました。この株は周りの成長を見て切り戻すつもりでいます。
 奥から2番目は側枝への切り替えに成功しました。
 手前の株は期待していたのと逆側から芽が出てきました。まあ、成長速度に差をつけるのが目的ですので、これでいいのかなと思います。葉の出ているところはシュート単位で見ていく方がいいみたいです。
去年出た株も勢いよく新芽を出して来ました。
   去年は早い時期から水切れ気味だったサカキも、今年は根付いたのか新芽に勢いがあります。
 サザンカの葉芽も充実してきました。今年は徒長が出たら即切るつもりです。
   相変わらず元気なのが、ヒサカキです。もう新葉が出てきています。今年は夏前に透かし剪定に挑戦してみようかなと思っています。
 サンショウは枝が出てきました。いい感じです。
 キンモクセイは新芽がかなり伸びてきました。もうすでにいらない枝とかあるのですが、キンモクセイは新芽に花がつくので、整枝は花後に行おうと思っています。
 ちょっと微妙なのがコムラサキです。去年出た新株には芽が出ているのに古い株の方は芽が出てきていません。時間差で芽が出てくることを期待しています。
 
 
 あと、写真は撮っていませんが、冬場に外部から持ち込んだ苔に雑草が芽吹いてきました。やっぱり来たか―という感じです。



2017年4月25日火曜日

芽が出てこないよ 4/22

 記事の穴埋めをするのに現状報告をすることを思いつきました。これなら写真撮るだけだから書く方は楽です。

 まずは、植え付けたのに芽が出てこないものたちです。

 一番心配なのはユリです。自生のまだ花を付けない小さなユリはもう芽を出しています。
 ところが、きちんと植え付けた大きな球根の方は音沙汰がありません。実家ではかなり深いところから芽を出した実績があるので、深めに植えましたが、それがダメだったのかも。pHは6.0まで何とか戻しています。溶けてなくなったのか?掘り出して見てみたいのですが、掘り上げるには最悪の時期なので我慢しています。
 左側に植えたホトトギスもまだ芽を出していませんが、少し時期が早いのでこちらは楽観しています。

 次はグラジオラスです。これも反応がありません。零下になると球根が死ぬそうで、もしかすると冬の間に物置の中で既にお亡くなりになっていたのかもです。
 キキョウもまだ全然ですが、これは時期がまだ早いので大丈夫だと信じております。
 葉芽が出ていないのは、シャクナゲです。一番上にあった去年の花芽を取ってみたのですが、反応がありません。根が全然なかったので、ツバキ同様5月に終わってしまうかもです。

 サツキは去年の雑な剪定がいけなかったのか新芽がほとんど出ていません。2枝2葉残しとか挑戦したいのですけど、新芽がないのでは話になりません。どうしようか。
 今のところ水をやる以外にやることがないので、ちょっと悶々としております。


2017年4月24日月曜日

苔の種、撒き苔③

 前回、調子に乗って播き苔をしたところがどうなったかというと、こうなりました。

 日差しと風が強めの所なので、キッチンペーパーが地面に落ち着いてくれません。もうどうしようもありません。

 コムラサキの横はうまい具合にいっています。

 今度播き苔をするところは、キンモクセイの周りです。ここも、少し風があるので、今度はキッチンペーパーの上に上土を置いてみることにしました。
 苔を播いて、踏み固めます。ちょっと、厚めに播きすぎたようで、これだけで1袋いってしまいました。
 キッチンペーパーと上土(砂+ベントナイト)を用意します。写真を撮る間にもペーパーは飛んで行ってしまいました。
 キッチンペーパーを敷きながら上土を入れていきます。
 敷き終わって、水決めをします。キッチンペーパーの層で水が止められるのであまりよくはないかもしれません。一応踏み固めては見たのですが、少し傾斜があるので、雨が降ったら上土が全部流されるかもです。




2017年4月21日金曜日

苔の種、播き苔②

 苔の種がなくなったので、買いました。どんだけ金使うんだと思われても仕方がないいですが、今撒き時なのです。

 箱を開けてみるとスギ苔とスナ苔の2種混合が入ってました。発注間違えたみたいです。ハイ苔とスナ苔の2種混合を頼んだつもりでした。

 いろいろテストなども考えていましたが、もういいや、全部撒いてしまおう。

  先日 phase3をしたところに撒きます。スギ苔も全日照なので水さえ切らさなければなんか生えてくるはずです。

 今日はなんか調子が悪いです。低気圧のせいかなあ。休憩しながら全部撒きました。

 後は上土とキッチンペーパーだけですが、ここでちょっとダウン。ぼんやりしていたら、雨が降ってきました。タイミング早すぎです。
  仕方がないので、合羽を着て、また休憩しながら上土を作ってかけていきました。なんで、雨の中で休憩しなきゃならないんだよ。ここも、雨で流れる可能性があるので上土は砂です。
 雨が本降りになってきて、キッチンペーパーを敷くのに苦労をしました。一応出来上がり。やはり中央部に一時的にですが水たまりができています。ピートモスでいってたら一発でアウトでした。
  今回は頭の調子が悪く、非常に疲れました。



2017年4月20日木曜日

滝に苔を見に行こう②

 先日、隣市に用事があったのでその帰りに、このブログ記事のためだけに、少し遠回りをして林道を通って帰ってきました。途中に隣市の滝があるのです。数年前の夏にバイクで行ったときに、うっそうとした森の中にあったように記憶しており、期待どおりの光景が見られるのではないかと思いました 。

 滝へ向かう林道に入ると、路面に苔がうっすらと生えています。ちょっと危ないので写真は撮ってません。市境近くにあるので、あまり人が来ないのでしょうか?

 駐車場にある休憩所です。緑のところは芝生ではありません。苔です。いきなりすごいです。
 
 そこから、10分ほど登ると滝があります。途中の渓流の岩に生えた苔。かなりここは苔が濃いです。
 滝につきました。落差はあまりないですが、途中に出っ張っているところがあって、近づくと対岸でも水煙を感じます。
 
 滝の対岸に生えた苔と、落ちた藪椿の花。うん、こういうのが見たかったんです。かなりあったかくなってきましたが、山はまだ早春です。
 案内板によるとかなり先にも滝があるようですが、全部上るのは時間的にも無理なので、1つだけ先の滝を見ていくことにします。登り口がもうこんなです。いいですね。
 1つ先の滝はこんなんでした。これは滝と言っていいのか。岸壁の間を走る水?ちょっと狭くて全体像を見られる場所がありません。
 それより少し先の方にまた大きな滝があるように見えます。そこまで足を延ばすことにしました。

 滝のように見えたのは、古いダムでした。藪が激しくて、銘板等が分からないので貯水用か砂防用かは不明です。見た目では石積みのようなな作りでしたので、かなり古いと思います。戦前かな?県の自然公園指定前に作られたことは間違いないと思います。
 写真ではちょっと分かりにくいいですが、夕刻がせまっており、ダム湖に浮かぶ木々がなんか幻想的でよかったです。あの木生きてるのだろうか。ここは夏にもう一度来た方が良いみたいです。