いままでこの3本は実がつかないので雄株だと考えてきました。ここで、花をきちんと確認したいと思います。
手前から1本目の花です。花の中に雄蕊の塊が見えますので、間違いなく雄株です。
最後は奥の木です。この花には斑が入っていません。これも雄株だと花で分かりました。
去年は赤い斑は入っていなかったと思います。周りの土を掘り返した影響でしょうか?それとも花が地味だと言ったせいでしょうか?斑の入り方が手前から奇しくもグラデーションになっています。
花の香りはこれだけ咲くと結構あります。ガス(付臭剤)の臭いと言われればそういう風な気もします。うちの都市ガスとは全然臭いが違います。
ちなみに、都市ガス、LPG、プロパンガスはどれも元は無臭です。ガスに臭いを付けることは法律で義務付けられおり、現在使用されている付臭剤は主に TBM(ターシャリーブチルメルカプタン、C4H10S)、THT(テトラヒドロチオフェン、C4H8S)、DMS(ヂメチルサルファイド、(CH3)2S )等の有機硫黄化合物やCH(シクロヘキセン、C6H10)等の硫黄分を含まない物質の単体もしくは混合したものが用いられています。ガス会社や事業所によってどの物質を使うかはバラバラなのでうちの都市ガスの臭いとは違うのでしょう。
ヒサカキの花の香りを嫌がる人も多いらしいですが、私はそうでもないです。銀杏の臭いよりはずっとましだと思います。さすがに匂いという漢字は使えませんが。
それより、この花が咲き始めた途端、庭のコケをほじくり返していた野良猫?野良犬?の侵入がやみました。相変わらずタフな連中だと思います。
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