2017年4月4日火曜日

コケの育種場

 うちの庭の北側の一角は日が当たらず風もさえぎられている為、コケの育種場になっていました。そこに苔を集めてきては安定するまで育て他に移植していました。苔の種もここで最初に試してみました。(流されちゃったけどね。)

 1月に会社で拾ってきたコケをそこに移しました。今はこんな感じです。スナ苔の一部が風で倒れて枯れが出ていますが、他は概ね元気です。
 たぶんホソウリゴケだと思うのですが、2月の末頃から、胞子体を出してきました。
 
 
 もうここはこれでいい感じなので、いじらないでおこうと思います。そうすると新たにコケの育種場が必要になってきました。

 候補地としては庭の南東隅のコムラサキの植わっている所です。ここは南側にもかかわらず隣の建屋が迫っている為1日中ほとんど日が当たりません。また、コムラサキが葉を出したら西日もある程度さえぎられるのではないかと思います。
 早速ここには苔の種を播くことにしてみました。ところで、苔の種と書いていますが、実物はコケを乾燥させたものです。苔の無性生殖を利用して苔を増やします。播き苔という方法らしいです。

 まず、軽く土を耕します。
次にコケの種を隙間なく置いていきます。
ここで、コケが動かないように、こて等で押さえます。私の場合柔らかいスリッパでそっと踏むようにしています。
コケの種を敷き終わりました。
 次に上土を軽くかぶせます。実はこれまで上土のことをすっかり忘れておりました。上土はピートモスか川砂です。ピートモスだと雨で流出するため常備してある海砂を使用しました。厚みは5mm程度です。
敷いたコケが少し顔をのぞかせるくらいが良いのだそうですがうまくできません。
 ここでいったん水決めします。
 この上に遮光シートを張ればよいのですが、今回某サイトに載っていた方法でいこうかと思います。キッチンペーパーを敷くのです。キッチンペーパーは剥いで1枚にします。
 キッチンペーパーを敷いて、水決めをしました。以外に下地に密着しません。風で飛びそうな感じです。キッチンペーパーが溶けてくる頃にいい感じで芽が出てくるそうです。







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