うちの会社の近くにはあまり有名ではありませんが滝があります。以前那智の滝に行ったとき、滝周辺は滝の水煙で苔がびっしり生えていたのを思い出し、ちょっと見物に行こうと思い立ちました。
行く途中の農道の法面にハイ苔があったので少しいただきました。もちろん、滝周辺はおそらく県の自然保護区かなんかなので、そこではコケは採りません。うちの市の貴重な観光資源でもありますし。
林道に入ってしばらく行くと滝への降り口があります。そこから急斜面を降りて、滝までは5分ほどです。
降りはじめてすぐに、崖の岩に生えた木とそれにからまる苔がありました。以前ならこんな光景は目にも止まらなかったでしょう。写真がしょぼいのはスマホだから.....だと思います。
沢沿いの岩に生える苔。思っていたより苔が薄いです。
滝が見えてきました。
滝直下の苔。はありません。滝が小さいので水煙が足りないようです。期待していたのと全然違うよー。
この上流にもいくつか滝があります。2番目の滝。
やっぱり苔はほとんどありません。しかし、落ち葉を見てはっと思いました。落ち葉のほとんどがモミジです。秋にここは再訪してみようと思います。ちっとはましな写真が撮れるかもです。
この先にも滝はありますがもういいです。小規模な滝には苔があまりないようです。それより、林道の路肩部分が苔に覆われています。こちらの方が立派です。うちの庭のようにツギハギではないので非常にきれいです。
峠を越えたところで通行止めでした。ここまだ直っていなかったのね。
帰りにため池の所で大休止しました。休日なのに人がいません。鬱で休職しているとき何度もここに来ましたが、平日は外回りの人の憩いの場所みたいで、平日の昼間の方が人がいるような気がします。
滝の所でトイレに寄った後、同じ道を帰るのも何なのでトラバース道に入りました。こちらにはあまり苔がありませんでした。途中には梅の木がありました。満開の梅とほとんど蕾の梅。
この2本は実は並んで立っています。山間なので僅かに日照時間の違いとかあるのでしょうか。
園芸に興味を持つようになってから、物の見方が変わったと思います。この梅、剪定がなってないぞとかね。