2017年3月2日木曜日

バイク洗いました

 うちのバイクはホーネット250です。主に通勤に使用しております。2007年の最終型です。取りあえずこれで体を慣らして、大型二輪免許を取ってCBR600を買う予定でしたが、その後椎間板ヘルニアで休職したりしたのでいまだにこれに乗っております。

 実は4気筒カムギアのエンジン音がめちゃくちゃ気に入っており、先年事故った時も「エンジンが生きていたら直してくれ。」と言い、25万程かけて修理をしました。あとは若いときににフロント16インチのバイクばっかり乗ってきたので、乗っててしっくりくるというのもあります。

 ここんとこ晴れた休日は庭仕事に割いていたので、半年ばかりほったらかしになっていました。もうこれ以上ほっとけないので洗うことにしました。 

 汚ねえ!

 汚ねえ!
汚ねーぞ!
ちなみに新車時の写真。


 まずは、簡単に最低限整備します。
空気圧半分しかありません。乗ってて低いだろうとは思っていましたがここまでとは。
 バイクのタイヤは剛性が高いので、これでも乗れてしまうのです。

 空気を入れました。この時だけコンプレッサーが欲しいです。私にしては珍しくまだ買っていません。適当な値段の物がないからであります。

 キャブレターの水抜きをします。悪天でも通勤に使うのでどうしても水が溜まりやすいです。ホーネットはエンジンを護るため混合気が濃く、なんかかぶり気味で調子悪いなあというときは大抵ここに水が溜まっています。
 スロットルワイヤーのオイルアップをします。全体にオイルを通すのがベストですが、面倒なのでハンドル周りの屈曲部の一番力がかかる部分だけオイルを入れます。CRC6-66を使用しています。クラッチワイヤーは外に出ているので洗車後に行います。
 
 寒いので整備で時間を稼ぎたかったのですが終わってしまいました。 

 とにかく、ガシガシと洗います。あんまり汚いので洗剤が全然泡立ちません。水が非常に冷たいです。洗剤は台所用洗剤を数倍に薄めたものを使用しています。油汚れに強く、すすぎも楽だからです。
 
チェーンもガシガシ洗います。一応整備マニュアルにも載ってる正統な方法です。
 
 チェーンは最後にチェーンクリーナーをかけます。先に洗剤で洗っておくとチェーンクリーナーの使用量が少なくて済みます。
 エンジンをかけ、タイヤを回してホイールとチェーンの水分を飛ばします。危険な方法なのであまりお薦めはしません。250だから甘く見ております。

 余分の水分を タオルで拭きとっていきます。ウォータースポット防止ではなく、冬場はこうでもしまいと乾かないからです。夏場はここまでしません。
 さらに再びエンジンをかけ、エンジンと排気管を乾かします。レッドゾーン16000rpmの250、もうこんなバイクは出ないでしょう。大事に乗っていきたいものです。
 ここで自然乾燥に入ります。フェンスにぬれタオルを掛けておき目安にします。これが乾いたら後半戦です。
   タオルが大体乾いたので、後半戦の開始です。もう、ここまでで5時間ほどかかっています。めんどくさくなってきました。まず、クラッチワイヤーに注油します。これも端っこだけで済ませます。
 
   続いてチェーンです。ギヤオイルをさします。四点付けがベストですが、三点で多めにさします。その後ローラーを指で回し、ローラー内にギヤオイルを回します。余分のオイルを拭いた後にCRC5-56でアウタープレートの防錆をします。先に粘度の低いCRCで拭いてしまうと、ギヤオイルが剥離してしまうので順番に注意します。

 チェーンオイルは結局メーカー指定のギヤオイルに落ち着いてしまいました。入手しやすく一番持つからです。400kmくらいいけます。エンジンオイルは粘度低すぎで使い物にならず、チェーンソーオイルは200kmくらいしか持ちません。デフオイルは田舎ではその辺に売っていません。

  あっ、チェーンルブは論外なので長いこと使っていません。

 
 
 
 
   ここから仕上げをします。まず、シートとサイドカバーにアーマーオールを付け拭き上げます。シリコンオイルでも良いのですが光沢がきつすぎるのでここはアーマーオールを使ってます。

 
 続いて、バイク全体にシリコンオイルを吹き付けていきます。シリコン漬けというやり方です。ある程度浸透性があり、樹脂部品の保護にも使えるので複雑な部分の防錆ができます。また、耐熱性が高いのでエキパイに使えるのも大きいです。鉱油との親和性が悪いので、オイルアップしたチェーンなどにかからないように気を付けます。

 ノズルが使いやすいのでKUREのシリコンスプレーを使ってます。

 それから、シリコンオイルは有毒です。大量に吹き付けるときは防塵マスクをしておいた方が良いと思います。
 
   あとは、ただひたすら拭いていきます。上の方はシリコンオイルで汚れを浮かせて拭く感じになります。この仕上げ拭きをしないとシリコンオイルに砂埃が溜まります。洗車で落とせなかった汚れををここで落としていきます。

 大体拭き上げが終わったところで、不要な部分のシリコンオイルを落とします。パーツクリーナーを使い、ブレーキディスクの摺動部を拭き上げます。また、タイヤに飛んだシリコンオイルもパーツクリーナーを付けたウエスで拭き取ります。これを忘れると恐ろしいことが起こってしまいます。その時はマジで死ぬかと思いました。
 
 
 
   またまた、細かい部分を根性の続く限り拭いていきます。今日は早めに根性が尽きました。エンジンの奥の方全然できんかった。
 最後にタンクとフェンダーに固形ワックスをかけます。シエラがいいと思いますが980円にはかなわずSoft99です。
塗り終わりました。すぐです。
余分のワックスを落としていきます。細かいところは歯ブラシを使います。
後は撫でるようにしてワックス表面を整えていきます。
 光点が現れてきました。このバイク実はブラックメタリックなのです。洗車時にしか見ることはできませんが。
 できました。汚れがひどかったので、8時間かかりました。ちょっとは見れるようになったかな。




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