2016年11月11日金曜日

クロウリハムシ(キキョウ)

キキョウは衝動買いした苗(宿根)です。これだったら、行けそうな感じがしたので、つい買ってしまいました。

 買って帰って調べてみたら、水をたっぷりやっておけばOKとのことで、植える時に元肥を入れて、あとは水をやっていただけでした。上は芽が出たばかりのころです。
梅雨の終わりごろから、花を咲かせ始め、夏中、次々と花を咲かせてくれました。写真は紫で、白の株もあります。

 花が一通り終わったら、切戻しておくと、秋に再び花を咲かせるそうです。
花もほとんど咲き終わって、切戻しをして、追肥でも入れようかなと思ったら、こいつがいました。しかも、いっぱい。前日には全くいなかったのに、どっから湧いてきたんだ?

 キキョウの方は1日でボロボロになっていました。咲いていた花も、あと2つくらいあった蕾も消滅していました。すぐ横にドクダミの新芽があるだろう、それ食えよと思うのですが、ドクダミに集る害虫はいません。

 とりあえず、定番のベニカ X スプレーをかけておきました。翌日には1匹もいなかったので、安心したのですが、よく見ると、横にあるヒサカキとキンモクセイにいっぱいとまっています。

 それで、もう1回キキョウにスプレーをして、水やりは根元にしておきました。

 ちょっと根競べになるかもと思っていたら、そいつらは、キンモクセイとヒサカキの葉を齧り始めました。それは、ダメ、やめてくれー!しょうがないので、キキョウにかけたベニカXを洗い流し、キンモクセイとヒサカキの方にスプレーしておきました。

 もう花も一応終わりだったので、とりあえずキキョウを食わせておきました。どうしようかなこいつら、なんか数増えてるし。生活環を調べると春から成虫の発生が始まるようです。最初からここにいたのではなく、近くの農地から農薬に追われてやってきたのかもしれません。キキョウの近くを通るとワーっと飛び回ります。

 「もう、桔梗の花終わったん?」とキキョウに近づいた女房はこれに驚いて、家の中に飛び込むと「キンチョール」を持ってきて、振り撒き始めました。容赦ないな!女房がこれでもかというくらい「キンチョール」を撒いたので、数はかなり減ったようです。逃げてしまったのか、死んでしまったのかはわかりません。

 残った分も「キンチョール」でというのも芸がありません。調べてみると他の人もかなり苦労しているようです。一時的に退治してもすぐまたやってくる困りものです。対抗植物がネギらしいですが、ネギをバックにこいつが映っている写真もありました。一番効果がありそうな方法は......捕まえて、潰す.....。そうですか。

 下から手を覆いかぶせると、防御行動で手のひらに落ちてくるそうです。それで、手をグーにするとOKだそうです。軍手推奨。

 ともあれ、うちの残党は少数なので、草むしりの合間に、見つけ次第狩っていくことにしました。蠅や蚊に比べると相当にとろいので、ちょっと本気で捕えに行くと、下からでなくても簡単に捕まえることができました。 それで、指でプチっと潰して終わりです。対ゴキブリ戦に比べると楽勝です。

 こうして、今年は駆逐できましたが、来年は春から警戒しておいた方がよさそうです。どうしようもなくなったら、キキョウは埋立地送りにしようと思っています。
 
  

 

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