サカキを植えようと思ったのは、家が神道なので、1本ぐらいあってもいいかなという軽い理由です。実家にも1本植わっています。ツバキ科の木は4種目になります。
去年、実家のサカキを剪定したとき、ちょっと挿し木に挑戦してみました。園芸サイトに成功率が低いとは書いてありました。やっぱり、全然ダメでした。神棚用のサカキを栽培している会社は、なにか必須条件を把握しているのでしょう。それで、苗からいくことにしました。
気温の少し上がった5月頃に植え付けないと、根付かないこともあるらしく、今年の春まで、苗の購入を待ちました。4月頃からサカキの苗が店頭に並び始めました。しかし、なかなか、いい形の苗がありません。かなり前に、実家のサカキは深い剪定を入れて枯れかけたことがあります。後で剪定をあまり入れたくなかったので、形がある程度整っているのが欲しかったのです。
大きい苗の方が強いのでできるだけ大きな苗が欲しかったのですが、いいのが無く仕方なく小さい方の苗の方を買いました。
植え付け場所は庭の東側のナンテンの跡地の傍で半日陰の場所にしました。
地植えの場合、水やりは特に必要が無いと書かれていましたので、しばらく放っておくと、成長点が乾いて縮んできました。それで、サツキやシャクナゲと同様に毎日水やりを始めました。気温が上がって、木が成長し始めると蒸散量が多くなって、水の量が少ないとすぐ葉先がしぼんできます。
最初水やりはジョウロでやっていたのですが、この木だけは2杯以上(10L)やらなくてはならなくなり、散水ホースを買いました。
夏の渇水で相当水道代がかかっていたので、台風で折れたら元も子もないと思い、支柱を買い、支えました。サンショウやツバキの支柱はついでに買ったものです 。
11月に入って気温が下がってから、一番下の枝だけ、カットしました。今は経過観察中です。
うちの庭の木にしては、どんだけ、過保護なんだよ!っていうくらい金がかかっています。 ヒサカキとの差があり過ぎです。
でも、不思議なことに、この木の葉だけは害虫にやられませんでした。サンショウとかシャクナゲはちょっとでも気を緩めると虫にかじられてしまいます。サザンカは伸びすぎなので、アブラムシに食わせておきました。まあ、たまたま虫がつかなかっただけなのかもしれません。
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