効果ははっきり出ています。明らかに雑草が枯れています。涼しくなってきたので、1年草が枯れてきたのではありません。ちょっと見にくいですが、排水路の向こう側に比べると、雑草の量が違います。残っているのは、新たに生えてきた分です。
撒いてから1週間の時点では、あまり効果が出ていないような感じでした。雑草の成長期だと、新たに生えてくる分もかなりあるので、つい、追加を撒いてしまうのではないかと思います。ここには追加分は撒いておりません。
もう少し細かく見てみましょう。
地下茎がどうなっているかはまだ分かりません。地下茎が生きていれば、新芽が出てくると思います。もう少し寒くなったら、phase 3 をしますので、そのときに状態を見るつもりです。
ちょっと見にくいですが、イネ科系の雑草です。メヒシバ?きっちり枯れています。
庭の他の場所では、最後のチャンスと見て伸びまくっていますので、涼しくなってきて枯れたのではないと思います。
ユリの株です。小さいので、実験台になってもらいました。数日前までは全く影響を受けてない様子で、元気でした。
これについては、何とも言えません。涼しくなってきたので、ユリの地上部が枯れてくるころですので。ただ、他の場所のものに比べ元気がないので、利いているのかもしれません。ドクダミの新芽は元気です。
排水路終端部のハイ苔のコロニーです。
生えていたドクダミの地上部が枯れています。枯れてきたのはここ数日の間で、根の深い雑草は、枯れるのに時間がかかるのかもしれないと思いました。
ここで、気になったのは、ハイ苔にとりついたゼニ苔が弱っていることです。
もし、ゼニ苔が「ラウンドアップ」に反応するなら、ゼニ苔を選択的に除去することができます。
これは別途テストをするつもりです。
さて、ラウンドアップ(もう面倒なので「」はつけない。)の除草効果はどうでしたでしょうか。私の印象では、根から吸収するタイプに比べ、除草効果は弱いような気がします。効果が出るまでの時間も結構かかりますし、土にしみ込んだ分は効果が薄れるため、新たに生えてきた雑草には無力です。そのため、指定量を超えて追加を撒きたくなる欲求を押さえるのは難しいかもしれません。指定量を超えて撒いたら、毒性が低いという特徴も意味がなくなってしまうと思います。
それから、散布方法ですが、今回のシャワータイプはかなり無駄が多いように思います。指定散布量は今回の広さで、30ml~50ml コップ半分にも満たない量です。今回できるだけまばらになるように撒いたつもりですが、それでも 200mlくらいはいってしまいました。指定量の4倍は入っています。普通にジョウロで水まきするように撒いたら、10倍以上になってしまうでしょう。適量を撒くには、絶対に噴霧器が必要です。
それから、土に吸収されると効果が薄れるので、雑草密度の低いところでの散布は、かなり効率が悪いのではないかと思います。
まだここには、ドクダミの新芽が残っています。どうしましょうか。追加を撒く?とんでもない。はい、お察しの通りです。多くの園芸愛好家に支持されているラウンドアップの筆塗りをやってみました。
ラウンドアップを小瓶に分け、娘からもう使わない水彩用の筆をもらいました。まさかドクダミに塗り絵をするために使うとは思ってないでしょう。
新芽が小さいので、いきなり面相筆です。老眼鏡をかけ、四つ這いになって、ちまちまとラウンドアップを塗っていきます。
横にはみ出したりしないように丁寧に塗ります。こういう作業をしていると、原液の入った瓶を気付かずにひっくり返してしまうことがあるので 注意します。
こういう感じでこの区画にある残った雑草に塗っていきました。かなり手間のかかる作業になります。数が少ないので思ったよりは時間がかかりませんでした。ラウンドアップの使用量は少なすぎて分かりません。総重量を測っておくべきでした。
ええい、正直に書いてしまおう、すごく楽しかったです。今まで、園芸でやってきた作業の中でも、トップクラスの楽しい作業でした。この区画内だけと決めていなかったら、おそらく日が暮れるまで、庭中の雑草に塗り塗りしていたでしょう。平筆とかも使ってみたかったです。バイクのチェーンメンテと同じで、なぜかのめり込んでしまう要素があります。 困ったな、I型除草機「テデトール」より面白いぞ。
そうだ、一応警告を、こういう細かい作業にのめり込む傾向のある人は、私のように、脳を焼き付かせないように注意しましょう。本人は楽しんでいるので、ストレス解消になっていると思い込んでいることが多いですが、実際はかなり集中力を使っているので、結構ストレスがかかっています。シューティングゲームにのめり込むような感じと言えばわかりやすいでしょうか。作業時間は決めておいた方がいいと思います。
それでは、結果は後ほど。
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