2016年11月2日水曜日

園芸用品のお手入れ(剪定鋏)

 こんなことは園芸をやっている人には常識なんだろうけど、園芸用の道具は手入れをさぼるとすぐ錆びてしまいます。土を扱うスコップや移植ごてはまだましな方で、樹液のつく刃物類は、使い終わったら、すぐきっちり拭いて汚れを落としておかないと、ステンレスでも錆びてしまいます。剪定鋏、鎌、鉈、ヘッジトリマー、チェーンソーなどなど。

 
 機械のメンテ用の工具類は、メッキのしっかりした物を使っていればそうそう手入れは必要ないので、最初は結構戸惑いました。剪定鋏はちょっとしたことにしょっちゅう使うので、拭き忘れてしまうことがあります。

これが、一番使っている剪定鋏です。800円の安物です。プロの人は8000円くらいのが、ガタが来なくてよいと薦めています。確かにこいつはネジが緩みやすく、取っ手の部分はすぐ取れるのでテープで止めています。刃の内側に汚れを逃がす窪みもなく、止めボルトも緩みやすいです。

 これを買ったときは、全然そんなことも知らないのでステン製という理由だけでこれを選びました。

 先日、サザンカの胴吹き枝に気が付いてカットした後拭くのを忘れておりました。そして、ヒサカキのひこばえを切るときに見たら、もう錆びてやんの。ステン鋼自体も安物なのかなあ。 
アップで見るとこーんな感じです。一回、ウェットティッシュで拭いてあります。軽微な錆なので、ペーパーや砥石を使う必要はないと思います。コンパウンドで磨いておけばOKかな。

 コンパウンドは「ピカール」を使います 。普通のコンパウンドは高いので、錆び落としにはこの「ピカール」を使っています。「ピカール」は普通のコンパウンドの半額くらいです。
手元にティッシュがあったので、それに「ピカール」をつけて擦っていきます。本当はウエスの方が頑丈で力が入れられるので良いと思います。今回はただの手抜きです。
擦るとすぐに金属粉でティッシュが黒くなります。 黒くなったら、新しいところに「ピーカル」を付けてまた擦ります。ウエスでも同様です。

 ここで、惜しげもなく使えるのが「ピカール」のいいところです。 
錆が取れたなと思ったら、きれいなティッシュ(ウエス)で何度も拭きあげて仕上げます。「ピカール」には蝋が入っているので、防錆処置はしなくて大丈夫です。

  通常のコンパウンドには防錆成分が入っていないこともあるので、溶剤で脱脂して別途防錆処置が必要なこともあります。

ここからは余分の作業です。刃の交差部分に入ったコンパウンドをCRC(5-56使ってます)で洗います。潤滑も兼ねています。
ここの潤滑が悪いと非常に使いにくくなります。また、汚れがたまるとボルトが緩みやすくなります。ボルトを外して掃除をするのがBESTだとは思いますが、ボルトを外すと刃当たり調整をしなければならないので面倒です。それで、普段はボルトは外さずCRCで洗うだけにしています。

 CRCは蝋も溶かすので、これをすると「ピカール」を使った意味がなくなるので困ったものです。

 余分のCRCはティッシュできっちりふき取っておきます。流れ出したCRCには汚れや、置換された水分、コンパウンド、金属粉が入っているからです。CRCに限らず、油脂系は余分をきっちりふき取ってちゃんとした油膜を作るのかセオリーであります。
  出来ました。写真で見るとちょっと残っていますね。目ではほとんど見えないんですけど。精度とか求められてないし、これでいいよね。

 時間がかかっているように見えますが、ここまでで15分くらいです。

 ステン製なのでこれで放っておいても大丈夫です。焼き入れ刃の高級品を使っていると、手入れも大変なんだろうなあと思っています。

2019.07 追記

もうちょっと真面目に書いたやつ・・園芸用品のお手入れ②

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