表題からして、あほかというような感じですが、いろいろ調べてみると、コケ庭用の除草剤としてラウンドアップは最適ではないようです。条件によっては、コケを枯らしてしまうことがあるそうです。特にスギゴケが弱いようです。
シキミ酸経路についてはよく分かりませんが、コケには高等植物にある維管束がなく、そこらへんが関係してグリホサート系除草剤に反応が無いことになっているのかもしれません。(自分で書いていて全然意味が分からないので信用しないようにして下さい。)
コケ庭用の除草剤としては、パラコート系のプリグロックスが良いようです。コケの専門業者もこれを薦めております。ただし毒物指定品なので、ホームセンターとかでは売ってないようです。農協とかで入手できるらしいですが詳しいことは調べてください。私は今のところこれを使うつもりはありません。
話が横道にそれてしまいました。とりあえず、私の考えでは、ラウンドアップがコケに反応するなら、有効成分のグリホサート塩ではなく、補助成分のポリエトキシレート、タロウアミン界面活性剤(POEA)、グリホサートの関連有機酸、イソプロピルアミンなどが効いているのではないかと思います。
先日、ラウンドアップのテストをした時、ゼニ苔が弱っているのを見て、ちょっとゼニ苔を対象にテストをしてみようと思いました。作業場の横におあつらえ向きのゼニ苔のコロニーがあったのでそれを使うことにしました。ブロックにスナ苔とハイ苔がついていますし、他の雑草もあります。
ちょっとピントが甘くて見にくいですが、左側の区画に、ラウンドアップを入れてみます。
噴霧器代わりに、マジックリンの容器にラウンドアップを入れてみました。 これで、均等に撒くことができるはずです。
左側の区画に吹き付けます。 思っっていたより拡散しません。この容器は失敗です。農薬用の小型の噴霧ボトルがあるかもしれません。今度探してみようと思います。
左側が泡だらけになりました。これ絶対に指定量を大幅に超えていると思います。今、写真をよく見たら 、ミミズのあけた穴があります。ちょっとこれはまずいですね。結果は後ほど。
〇 2019・06 追記
結果は後ほどとか書いておいて、UPしたつもりでしたが、ちょっとチェックしてみたら上げてませんでした。ゴメンね。
10日くらいたったところです。少し分かりにくいですが、ゼニゴケが黒くなって枯れているのが分かります。後になって、コケの種類によって反応性が違うことが分かりましたが、ゼニゴケには確実に効きます。胞子までたたくことはできないようで、条件が良い場所なら再び生えてきますけどね。
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