サンショウの植え付け

サンショウは今年の春に女房が苗を買ってきたものです。「サンショウの葉、高いから、苗買ってきた。植えて！」と言われました。

値段は398円だったそうです。ちょっと高くね？2000円位の大きめの苗だったら、今年根付いてしまえば、来年の春には少し新葉を採ることが出来ます。この大きさだと、少なくとも4～5年は見ておいた方がいいと思いました。

　女房にそう言うと、「だって、スーパーにこれしかなかったんだもん。とにかく植えてよ。」

　 えっ、これイオンで買ってきたの？うちの近くのイオンは昔のジャスコです。タウンとかモールといった接尾語はついていませんので、園芸の専門店なんか入っていません。これ、いったいどこで見つけてきたんだろう。生花のコーナーかなあ。

　育種ポットのままだと毎日水やりが必要なので、急いで調べました。難易度は「ふつう」。この庭の難易度標準は「育てやすい」です。乾燥、多湿どちらにも弱く、環境変化に弱い植物だそうです。面倒なやつだな。

アヤメのそばの半日陰の場所に、腐葉土をぶち込んで植えてみました。

　少し伸びたところで、女房が葉をくれと言ってきました。あのな、ネギじゃないんだから、今葉をとったら枯れるぞ。

木自体は、土質が合ったのか、順調に成長しました。今は60ｃｍ位あります。思っていたより早く大きくなったので、強風対策で支柱を入れました。おかげで、台風にも耐えることが出来ました。間一髪だったけどね。

　問題は、新芽が虫に食われやすいことです。アゲハの幼虫に弱いそうですが、他の虫にも食われているようです。香辛料の木だから虫に強いのかと思ってました。新芽には ベニカ Ｘ をかけまくりでした。おかげで、女房にも葉を摘まれませんでした。

　ところが、9月に入って1週間雨が続いたとき 、完全に成長点が食われてしまい、成長が止まってしまいました。

　 樹高は低く抑えたいので、来年はここで枝分かれして育ってくれたらなあと思っています。　

それから、葉の付け根に棘があるので朝倉山椒ではなく山椒であることが分かりました。雄株か雌株かは花の咲く数年後まで不明です。女房は実はいらない、新芽が欲しいといっているので、どっちでもＯＫです。実をつけさせようと思ったら、難易度ダダ上がりなのでほっとしています。