2016年12月12日月曜日

ナンテンの剪定 2016

 ナンテンの剪定時期は3月なのですが、3月頃はサツキとツバキの土壌改良があるので、今から少しずつやっていくことにしました。根もかなり張っているようなので、切っていっても大丈夫だと思っています。
 細かい作業のできる剪定鋏も買いました。1300円、また安物です。
まず、花穂を取ります。ほとんど実がついていないので、こいつは要らないでしょう。ついでに、季節外れに花芽を出した。ユリの花穂も切って取ります。

 ここで、一旦時間を取ります。
一番奥の株は4本に枝分かれしているので、1本に絞ろうと思います。先に短い枝2本を切り落とします。写真は撮り忘れたので無しです。

 太い枝を切ったときは、殺菌剤を付けておきます。ベニカXです。なんでも、これでやってます。母親が昔買ってきた粉末の殺菌剤がありますが、濃度が1g/ℓとかなので使えません。0.5g/500mlとか作るの無理です。母親もそう思ったらしく、封が開いていませんでした。接ぎ木用のテープを巻いておけばいいように思うのですが、そこまでやる必要があるのかちょっと分かりません。
ここでまたちょっとお休みです。

 次に2本残った枝の1本を切り落とします。一番奥の枝を残す形にしました。また、切る前の写真を撮り忘れてしまいました。電動ノコだと全部切り飛ばす可能性があったので、手持ちのノコギリを買いました。母が以前買った安物は全然切れないのです。4000円です。鞘とかグリップといったギミックの方にコストがかかっていると思います。

 相変わらず安物とはいえ、さすがに新品の刃は切れ味がよく、返手切りだったのに思い通りのラインに入りました。

 いままで、切り口にベニカXをかけていましたが、ベニカXは雨で流れやすく、もう少し何とかならないかと思っていました。

 切り口の処理についていろいろと調べてみたところ、 トップジンMペーストなどの殺菌剤入りのボンド(?)やツギロウを塗るのが良いらしいです。反対に桜や柿などの幹が腐敗しやすい樹種を除けば、解放しておいた方が良いとの情報もあります。その中で簡単で安く上がる方法があったのでそれで行くことにしました。

 切り口に墨滴を塗るという方法です。墨滴には殺菌効果があるそうで、また、乾けば雨で流れ落ちることもありません。墨滴には少し膠分が入っているので、切り口をカバーする効果があるのかもしれません。切り口のカバーを強くしたければ、木工用ボンドに墨滴を混ぜて塗ると良いそうです。

 娘のもう使わない墨滴をもらってきました。

塗るとこんな感じです。薬剤(?)のついている場所がはっきりとわかるのが良いですね。
ここまでの仕上がりはこんな感じです。

ここでまた、間を開けます。


最後に、手前の2本の株を調整します。同じ丈なので、間を開けるか、成長速度に差を付けようと思っています。

 右側の株は脇枝が出ているのでこれを残します。左側は適当に切ります。どの場所で切ったら、どう伸びるのか分からないので、来年観察していこうと思います。
これで、一応終わりです。中間部分にこの二つの株が伸びてきたところで、一番大きな株を切り戻ししようと思っています。
 ところで、親父は退院しました。こんなに早く退院するとは思っていなかったので、ちょっとバタバタしています。ストックも尽きたし、こちらは少しお休みするかもです。


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