2016年12月3日土曜日

来年再挑戦です(サツキ)

 サザンカの横にはサツキがあります。自生株でナンテンと同じく、こいつなんか違うぞと思い、抜かずに残しておきました。サザンカとほぼ同じ年数がたっているのにちっとも大きくなりません。花もほとんど咲きません。今年は3つくらいだったと思います。大きくならないので、剪定も全く入れていませんでした。サツキの所にあるハイ苔は、うちで一番発達しているので、日当たりが悪いわけではないと思います。

 
 いろいろ調べていくと「葉が茶色くなったら、水不足。開花前の3~4月は特に水が必要。」という記述にあたりました。えっ、うちのサツキは水やりなんかしたことが無いので、葉が茶色っぽいです。とにかく、1週間ほど水やりをしたところ、がらりと色が変わりました。

 そこにはさらにこんなことも書かれていました。 「野生種は、川の水が増えたら水没するような、川の中州などに繁殖する。」つまり、水がいっぱい必要だということです。知らんかったなあ。サツキとツツジは道路沿いや、公共施設の前庭なんかによく植えられているので、手入れ不要の、楽勝品種だと思っていました。

 今年は花後にすぐ剪定を入れてみました。知り合いに、脇から生えてくる余分の枝をカットしてちょっと大きくした方がいいと言われておりました。まず、教科書どおりに全体を3cmくらいカットしようとしました。3cmもカットしたら、葉が全部無くなってしまうので、1cm位にします。それから、太い枝の下生えを切ろうとしましたが、太い枝なんかありません。どうしよう。分からなくなってきたので、適当に切って、透かしてみました。ハイ苔の層が厚く下の方は切ることが出来ませでした。

剪定はど素人の自分にもこれは失敗だと分かるレベルでした。

 もう今年は水をやるだけです。秋になっても、こいつには水をやっています。おかげで、下生のハイ苔は元気です。
調べていくうちにかなり問題点のあることが分かってきました。

 まず、適正pHが全然合っていません。pH4.5~5.0まで落とさないと根生菌が働かないそうです。

 サツキ自体は小さいので、植え替えも楽ですが、サザンカの根が多分かぶっており、コケの処理もしなければならないので 、結構大仕事になりそうです。できれば来年の早春にしたいと思っています。

 後は、剪定の方法です。枝を育てる場合、「2芽2葉残し」というやり方をしなければならないようです。ちょっと読んでみましたが、どうやるのかいまいち理解できませんでした。来年、剪定のときに、実物と照らし合わせてやってみたいと思います。

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